環状ネットワーク
別名:リング型ネットワーク
【英】ring network
環状ネットワークとは、ネットワークの接続形態のひとつで、複数のコンピューターあるいは接続機器を1本の環状のケーブルに接続するLAN方式のことである。
1本のケーブルに複数の端末がつながれるバス型ネットワークの、ケーブルの始点と終点の両端を結んだものであり、信号の流れを1方向に定めて巡回させる形をとる。これによって信号の衝突や停滞を回避することができるが、他面、ケーブルに接続されてある端末や接続機器が1つでも故障してしまうと、そこで情報の流れが途絶えてしまうといったことにもなるので、ケーブルは普通、双方向に通信できるようにあらかじめ2本用意される。
トークンリングやFDDIなどの方式が代表的な環状ネットワークである。ケーブルの総延長を増設することが比較的容易であることなどから、主に大規模なLANネットワークにおいて利用される。
「ring network」の例文・使い方・用例・文例
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