PS2版オープニングを巡るトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:49 UTC 版)
「花と乙女に祝福を」の記事における「PS2版オープニングを巡るトラブル」の解説
2010年6月11日、アルケミストにより、新規ヒロイン2人の切ない想いをイメージしたというPS2版のオープニングムービーが公開されたが、曲調はシリアスであり、原作PC版のオープニングとは雰囲気の異なるものになっていた。同日、ensembleは「コンシューマ版『花と乙女に祝福を〜春風の贈り物〜』OP曲とOPムービーについて」と題し、要旨次のとおり声明を発表した。 PS2版のオープニング曲・同ムービーは、ensembleが監修したものではない。 作品イメージから大きく乖離しており、PS2版の形で世に出てしまうのは残念である。 翌6月12日、デビューシングル発売を控えたARTERY VEINのインタビュー記事がファミ通に掲載された。オープニングテーマの「Splendid Flowers」に関し、同席したアルケミストの松原プロデューサー(前述)が、「とらえかたによっては、ゲームのイメージと違うのかなと思われるかもしれませんが、僕らはそのギャップも含めて非常に気に入っていて、このインパクトをプロモーションビデオでお伝えできればいいかなと思っていました」と説明したことで対立の存在がいよいよ明らかとなった。この件を報じたガジェット通信は、ensembleの改善要望をアルケミスト側が受け入れなかったことに起因するごたつきと推定している。 なお、本作PSP版はアルケミストではなく、かつてのウィルの子会社で当時ウィルプラスの親会社となっていたアスガルド(リンク先の項を参照)の新ブランド「BOOST ON」により移植・発売された。PSP版では原作のオープニング「Maiden's Garden」に再び戻されている。
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