New York (2019年の書体)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 09:59 UTC 版)
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様式 | セリフ |
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分類 | トランジショナル |
制作会社 | Apple |
発表年月日 | 2019年 |
派生品 | New York Small New York Medium New York Large New York Extra Large |
New York(ニューヨーク)は、Appleが制作したセリフ書体(トランジショナル)。2019年6月に開発者向けにリリースされた[1]。Appleからリリースされているが、プラットフォーム上でのソフトウェアの開発やモックアップの作成にのみ使用されている[2]。
もともとはSerif UIというコードネームで、2018年6月4日のWWDC 2018でApple Booksが刷新された際に初公開された[3]。iOS 12ではApple Books専用だったため、Apple開発者向けのウェブサイトではダウンロードできなかった。その後、2019年6月に開発者向けサイトで「New York」という名称で、それぞれ6種のウェイト(太さ)がある4種の光学サイズでリリースされた[4]。このフォントには、OpenTypeフォント機能により、プロポーショナル幅と等幅の両方でライニング数字とオールドスタイル数字が搭載されている。
なお、Appleは1983年にも同じ「New York」という名称のフォントを開発し、Classic Mac OSに搭載していた。1983年と2019年のNew Yorkは同じセリフ書体という共通点はあるものの、あくまで別のフォントでありデザインは異なっている。
用途
San Franciscoの利用と同様に、New Yorkの利用を制限している。ライセンスによると、Appleのプラットフォーム向けのアプリケーションの設計・開発に制限されている[2][4]。
脚注
出典
- ^ “Apple Rolls Out New System Typeface, ‘New York’, Now Available For Download”. DesignTaxi. 2019年6月5日閲覧。
- ^ a b “Apple's new free system font isn't actually that new”. CreativeBloq. 2019年6月5日閲覧。
- ^ “Everything Apple Announced at WWDC 2018”. Wired. 2019年6月5日閲覧。
- ^ a b “Fonts”. Apple Developer. 2019年6月5日閲覧。
関連項目
- Appleのタイポグラフィ
- San Francisco
外部リンク
「New York (2019年の書体)」の例文・使い方・用例・文例
- クレオパトラの針 《古代エジプトのオベリスクで, 現在 London と New York にある》.
- マジソンスクエア 《New York 市にある》.
- 日本は Newton の向こうを張る数学者を出した
- 彼の Newton の生まれ変わりだ
- Newton はリンゴの落ちるのを見て考え出した
- (Newton の)光線発射説
- 関孝和は Newton と時代を同じうする
- New Zealand は多少日本に似ている
- 『New York』を略して、『NY』と書いてください
- 初めてラオスに着いたとき,1月の終わりに「Happy New Year(あけましておめでとう)」の垂れ幕がお店を飾っているのを見て,私は疑問に思いました。
- 教育の最新の潮流や実践例を紹介する展示会「New Education Expo 2010」(教育博2010)が9月22日から24日まで東京で開催された。
- New_York_(2019年の書体)のページへのリンク