全日本実業団対抗駅伝競走大会とは? わかりやすく解説

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全日本実業団対抗駅伝競走大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 06:54 UTC 版)

全日本実業団対抗駅伝競走大会(ぜんにほんじつぎょうだんたいこうえきでんきょうそうたいかい)は、日本実業団陸上競技連合が主催し、毎日新聞社TBSテレビ群馬県が共催する「実業団・駅伝日本一決定戦」という位置づけの駅伝大会である。1957年に第一回大会が行われ、1988年の第32回大会より1月1日の開催が定着し、ニューイヤー駅伝(ニューイヤーえきでん)の通称が用いられるようになった[1]


注釈

  1. ^ 東日本予選で本戦出場権を獲得し出場予定だったJR東日本が出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない42チームで競われた。
  2. ^ この年の激闘は、翌年のテレビ中継の冒頭で左表の3チームのゴールシーンとともに「100km走って、その差わずか1秒。死闘の結果は神のみ知る。」というナレーションによって回顧された。
  3. ^ 東日本予選で本戦出場権を獲得し出場予定だったカネボウが選手2名のコロナ感染のため出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない36チームで競われた。
  4. ^ 九州予選で本戦出場権を獲得し出場予定だった安川電機が選手1名のコロナ感染のため出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない36チームで競われた。
  5. ^ 特例措置は、各地区の予選会の直前にマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が組まれていたため、MGC男子レースへの出場資格を有していた選手が所属するチームには、予選会を完走していれば順位にかかわらず本大会への出場権を与えるという内容。コニカミノルタ、JR東日本、GMOインターネットグループ、大阪ガスがこの特例措置によって本大会へ出場した。
  6. ^ 第60回(2016年)ではコニカミノルタの外国人選手が犬にかまれ、負傷する事態となり高崎市の条例違反として飼い主の男性が群馬県警書類送検されたが、不起訴処分となった。
  7. ^ 東毛広域幹線道路の全線開通に伴い2014年10月に国道指定を解除され、群馬県道となった。
  8. ^ TBSホールディングス発足までは東京放送
  9. ^ 年によって変動あり。一部系列局では8:30
  10. ^ 一部系列局では240
  11. ^ キー局のTBSテレビではEPGでも通しの番組として扱っている。
  12. ^ 高崎中継所は静岡放送が技術を、太田中継所はCBCテレビが実況を担当(2020年まで)するほか、その他の中継所についても系列局の一部が担当している。
  13. ^ 公田中継所は毎年、群馬テレビとTBSテレビのスタッフが共同で担当している。
  14. ^ a b テレビで本大会が放送される局としては、唯一の独立局。
  15. ^ a b 8:30以前は他系列の番組を時差放送。
  16. ^ a b c d e f 8:30以前は自社制作の特別番組を放送。
  17. ^ a b 8:30以前はJNNネットワーク協議会賞受賞作品の放送枠に充当。
  18. ^ 地元の独立局。群馬県での中継ということで特別協力している。8:30以前は自社制作番組を放送。
  19. ^ 8:30以前は自社制作番組を放送。
  20. ^ 8:30以前は自社制作番組の再放送。
  21. ^ 8:30以前はサンテレビジョン制作の特別番組を30分枠で放送した後、自社制作の特別番組を放送。
  22. ^ 8:30以前はサンテレビジョン制作の特別番組を放送。
  23. ^ 2016年大会は1月24日23:00 - 1月25日4:00(5時間枠)に放送
  24. ^ a b 前年(2022年)の第8回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(プリンセス駅伝2022)テレビ中継において、中継所の担当としてスポーツ中継での実況デビューを果たしていた。2023年からは、プリンセス駅伝に加えて、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)のテレビ中継でも中継所で実況。
  25. ^ a b c TBS→TBSテレビ制作の駅伝中継では初めて、2022年の第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2022)テレビ中継で女性アナウンサーだけの中継所実況を実現させた。2023年の第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2023)では、山形と若林もテレビ中継の実況陣に参加。
  26. ^ TBS→TBSテレビの女性アナウンサーとしては初めての駅伝実況を、前年(2021年)の第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2021)テレビ中継で第2中継所の担当として経験していた。2022年の本大会については、前夜(2021年12月31日深夜=2022年1月1日の午前1:30頃まで)に『CDTV ライブ!ライブ!年越しスペシャル』(TBSテレビ制作の全国ネット向け生放送番組)と連動したバックステージ動画のParavi向けライブ配信企画を宇内とのコンビで進行してから、(レースや襷リレーの実況を伴わない)リポーターとしてテレビの生中継に合流。
  27. ^ JNN協定により、原則としてJNNニュースはJNN加盟局以外の放送局による放送ができないが、民放4局化が進捗する以前に系列外ネットが多かった時代は、排他協定を回避するために便宜上「JNN」の冠を外した上で内包のニュースをそのままネットした事例があった。また、秋田放送南海放送は非報道系の生放送情報番組への制作・中継への参加が認められたり、相当数の同時・時差スポンサードネット枠が設けられた時期もあるなど「準系列局」扱いだったため、「JNN」の冠を付けたままニュースを放送した事例があった。
  28. ^ NTT関西チーム。
  29. ^ JRN加盟局が複数存在する関西地区では、MBSラジオ和歌山放送(WBS)が放送している。
  30. ^ 実際には、中継のネットを予定していなかったMBSラジオでも、8:59から5分間にわたって中継が流れてしまう不体裁が生じた。この年の1月1日は日曜日で、TBSラジオでは『地方創生プログラム ONE-J』(朝日放送ラジオ青森放送を除くJRN32局ネット番組で本来は8:00 - 9:55に放送)を編成せず、2022年末に収録した音源を他の31局向けに裏送りで放送する措置を講じていた。TBC・CBC・RKB・MBCでは「旅ノオト」(共立リゾートの単独提供による事前収録コーナー)のみ放送した後に8:30から中継に飛び乗ったものの、MBSとラジオ福島ではネット回線のトラブルによって、「旅ノオト」終了直後の8:29から9:05まで(8:55から5分間のローカル差し替え枠を除いて)音声が途絶。さらにMBSでは、この枠の直後から「ニューイヤー駅伝の中継が流れる」という放送事故が生じた。
  31. ^ RKBの放送対象地域である北部九州(福岡県・佐賀県)では、NRNシングルネット局の九州朝日放送(KBC)で放送。CBCラジオはJRNシングルネット局でありながら、NRN向け全国ネット番組の一部も放送している。
  32. ^ 2023年度からTBSラジオ制作で平日昼間〜夕方に放送の番組(月 - 木曜の『ジェーン・スー 生活は踊る』『こねくと』、金曜の『金曜ボイスログ』『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』の一部時間帯の同時ネット(2023年4 - 9月の『こねくと』『えんがわ』はフルネット)を実施。
  33. ^ この3局はいずれもテレビ部門がNNSに属している。また、JRTの放送地域である徳島県内では、同局以外の民放テレビ局が存在しない。
  34. ^ 2022年は小沢光葵と高柳光希(2021年の入社で佐々木舞音と同期)、2023年は古田敬郷(2022年の入社で吉村恵里子と同期)。
  35. ^ 第94回(2014年度)については、2014年12月13日に決勝戦を開催。
  36. ^ 2024年よりサービス統合に伴いU-NEXTのParaviコーナーで配信される予定。

出典

  1. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、13,102頁。 
  2. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、27頁。 
  3. ^ 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会 編『日本陸上競技連盟七十年史』日本陸上競技連盟、1995年、130頁。 
  4. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、12-13頁。 
  5. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、13頁。 
  6. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、99頁。 
  7. ^ AizawaY4649の2021年1月1日のツイート2021年1月3日閲覧。
  8. ^ 第64回東日本実業団対抗駅伝競走大会【総合結果】” (PDF). 東日本実業団陸上競技連盟 (2023年11月3日). 2023年12月6日閲覧。
  9. ^ a b 第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝競走大会 大会結果” (PDF). 中部実業団陸上競技連盟 (2023年11月12日). 2023年12月6日閲覧。
  10. ^ 第6回関西実業団対抗駅伝競走大会 成績一覧表” (PDF). 関西実業団陸上競技連盟 (2023年11月1日). 2023年12月6日閲覧。
  11. ^ 第62回中国実業団対抗駅伝競走大会 兼第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会予選成績表” (PDF). 中国実業団陸上競技連盟 (2023年11月12日). 2023年12月6日閲覧。
  12. ^ 第60回九州実業団毎日駅伝競走大会記録” (PDF). 九州実業団陸上競技連盟 (2023年11月3日). 2023年12月6日閲覧。
  13. ^ スバル、「ニューイヤー駅伝2017」に初の車両提供…インプレッサ 新型など9台”. レスポンス. 2022年3月13日閲覧。
  14. ^ NICO、新曲「ランナー」がTBS駅伝テーマソングに - 音楽ナタリー、2012年11月25日。2018年1月4日閲覧。
  15. ^ WEAVER新曲「夢を繋いで」がTBS駅伝テーマに決定 - 音楽ナタリー、2013年12月2日。2018年1月4日閲覧。
  16. ^ 異色のTBS局員ユニット 石井兄弟が歌う駅伝テーマソング - スポーツニッポン、2014年12月6日。2018年1月4日閲覧。
  17. ^ WEAVER、新曲がTBS駅伝テーマソングに! クリスマスイベントにラジオリスナーを特別招待!! - T-SITE NEWS、2015年11月24日。2018年1月4日閲覧。
  18. ^ KEYTALK「ニューイヤー駅伝」テーマ曲担当 - 音楽ナタリー、2016年12月16日。2018年1月4日閲覧。
  19. ^ TBS、駅伝中継で「CM飛ばし」対策 広告主らに配慮 日本経済新聞、2009年12月29日配信、2010年1月2日閲覧
  20. ^ ニューイヤー駅伝×SDGs 世界初!燃料電池中継車を導入! 持続可能な社会実現を目指した取り組みについて 毎日新聞社(PR TIMES)、2022年12月6日配信、2023年1月2日閲覧
  21. ^ 年末年始の放送について(ラジオ高崎、2010年12月24日)
  22. ^ @Ustream_JP (2012年12月30日). "【1/1 8:30】TBS「ニューイヤー駅伝2013」全中継所のたすきリレーの模様をお届けします!". X(旧Twitter)より2022年12月19日閲覧
  23. ^ TBS「元旦ニューイヤー駅伝中継2018」ネットと放送の同時配信が実現 Screens編集部 2017年12月27日
  24. ^ 年末年始もTVerで!各局選りすぐりの作品を集めた「年末年始プレミアム特集」公開中!スポーツも充実!駅伝とラグビーをLIVE配信! 株式会社プレゼントキャスト(PR TIMES)2019年12月16日
  25. ^ 「ニューイヤー駅伝2020」元日あさ、ParaviでLIVE配信決定!”. プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(2019年12月20日作成). 2019年12月24日閲覧。
  26. ^ 富士通がニューイヤー駅伝優勝旗を紛失 誤廃棄や盗難の可能性”. 毎日新聞 (2021年12月8日). 2022年1月3日閲覧。
  27. ^ 大きかったので展示せず、保管したはずが…… 富士通が優勝旗を紛失”. 朝日新聞デジタル (2021年12月16日). 2022年1月3日閲覧。
  28. ^ 【ニューイヤー駅伝】優勝旗紛失で初優勝のホンダに授与なし 優勝会見で旗の質問は〝却下〟”. 東京スポーツ (2021年1月1日). 2022年1月2日閲覧。
  29. ^ 富士通が謝罪 全長約2m、ニューイヤー駅伝の優勝旗が所在不明【経緯詳細】”. デイリースポーツ (2021年12月16日). 2022年1月4日閲覧。
  30. ^ 【ニューイヤー駅伝】消えた優勝旗、見つからなければ春先めどに対応検討へ”. 日刊スポーツ (2022年1月1日). 2022年1月3日閲覧。
  31. ^ ホンダ創部51年目、悲願の初V 陸上・全日本実業団対抗駅伝”. 朝日新聞デジタル (2022年1月3日). 2022年1月4日閲覧。
  32. ^ 行方不明のニューイヤー駅伝優勝旗、新たに製作へ”. 毎日新聞 (2022年5月26日). 2022年5月26日閲覧。
  33. ^ a b ニューイヤー駅伝Vホンダに新優勝旗贈呈 制作費100万円は紛失した前回V富士通が全額負担」『日刊スポーツ』、2022年9月30日。2022年12月30日閲覧。
  34. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、71頁。 
  35. ^ “カネボウ陸上部、駅伝辞退 年内自粛、白斑問題影響”. スポーツニッポン. (2013年10月25日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/10/25/kiji/K20131025006878680.html 2017年2月21日閲覧。 
  36. ^ “カネボウがニューイヤー駅伝を辞退 関係者2人陽性”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年12月29日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202012290000694.html 2020年12月31日閲覧。 
  37. ^ “「ニューイヤー駅伝2023」出場チーム”. 日刊スポーツ. (2023年1月1日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/newyear-ekiden/2023/team/ 2023年12月20日閲覧。 
  38. ^ “女子愛知電機、男子八千代工業が代替出場”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2008年11月20日). https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20081120-431631.html 2019年1月20日閲覧。 
  39. ^ “スズキ陸上部交通事故で男女駅伝出場辞退”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2008年11月12日). https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20081112-428865.html 2019年1月20日閲覧。 
  40. ^ “安川電機、ニューイヤー駅伝の出場辞退 選手がコロナ感染”. デジタル毎日 (毎日新聞社). (2020年12月29日). https://mainichi.jp/articles/20221230/k00/00m/050/173000c 2022年12月31日閲覧。 
  41. ^ 「ニューイヤー駅伝」が今秋スタートのTBSドラマ「陸王」に登場します。』(プレスリリース)日本実業団陸上競技連合、2017年6月19日http://www.jita-trackfield.jp/topics/tbs/2017年12月18日閲覧 






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