NY1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/11 07:38 UTC 版)
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| NY1 | |
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| 開局日 | 1992年9月8日 |
| ネットワーク | Spectrum News |
| 所有者 | チャーター・コミュニケーションズ |
| 映像方式 | |
| 国 | |
| 言語 | 英語 |
| 放送エリア | |
| 本社 | ニューヨーク・マンハッタン |
| 関連チャンネル | |
| ウェブサイト |
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NY1(ニューヨーク・ワン、正式名称:Spectrum News NY1(スペクトラムニュース・ニューヨーク・ワン))は、アメリカ・ニューヨーク州のケーブルニューステレビチャンネルで、タイム・ワーナー・ケーブル(2016年5月の買収を経てチャーター・コミュニケーションズの傘下となった)によって開局された。24時間体制でニュースを提供しており、特にニューヨーク市の5つの行政区に重点を置いている。記者がビデオカメラを持って1人で取材するビデオジャーナリズムの先駆的存在としても知られる。番組内容は主にニュース、交通情報、天気予報で構成されているが、専門番組も放送しており、その一つが『Inside City Hall』である。同番組は、ニューヨーク市長選挙の期間中には『Road to City Hall』に改題される。
NY1は、Spectrumのニューヨーク市内のケーブルテレビシステムにおいて、標準画質(SD)ではチャンネル1、高精細画質(HD)ではチャンネル200で視聴できる。同チャンネルは、ニューヨーク市の5つの行政区内にある200万以上のケーブルテレビ契約世帯に加え、Spectrumのサービスエリアとなっているニュージャージー州の大部分、ニューヨーク州ウェストチェスター郡のマウントバーノン、およびロングアイランドでも視聴できる。2019年現在[update]、Verizon FiOSでは視聴できない[1]。
ニューヨーク都市圏以外では、ニューヨーク州内のSpectrumの各システムで放送されており、HD同時放送チャンネルは、Spectrumのフロリダ州オーランドおよびタンパのシステムでも視聴できる[2]。また、ノースカロライナ州では、Spectrumのローリー、シャーロット、グリーンズボロの各システムにおいて、デジタルチャンネル215で、標準画質(SD)・高精細画質(HD)の両方で視聴できる[3][4][5]。Spectrumの全てのニュースチャンネルと同様に、NY1は全国のSpectrumのテレビ・ブロードバンド契約者を対象に、Spectrum Newsアプリでも視聴できる。また、テレビ契約者はスマートテレビおよびモバイル向けアプリの2200番台でも視聴できる[6]。ニューヨーク地域外では、ニューヨーク地域向けの広告が放送される代わりに、公共広告(PSA)とSpectrumの宣伝広告を繰り返し放送する映像が流されている。
概要
NY1の記者は自らビデオカメラを持って取材に出かけ、リポートの文面を練り、編集作業も行う。
多彩な側面を持つニューヨークを反映した報道機関を目指しているため、様々な人種・民族の記者を採用している。サブチャンネルとして、スペイン語放送のNY1ノティシアス(NY1 Noticias)と交通情報チャンネルのNY1レール・アンド・ロード(NY1 Rail and Road)も運営している。
CNNに移籍したサンドラ・エンドウも、NY1で記者経験があるジャーナリストとして知られている。
TOKYO MXとは姉妹局の関係にあり、同テレビの『TOKYO MX NEWS』(週末夕方版)→『news FLAG サタデー・サンデー』内でNY1のニュースを放送するコーナーがある。MX開局間もない頃には、NY1が局からすぐに取材に行ける様子を描いたテレビカメラのCMもMXで流れている。
歴史
NY1は、当時タイム・ワーナー・ケーブル(以下、TWC)のニューヨーク市ケーブルテレビ部門の社長を務めていたリチャード・アウレリオ(Richard Aurelio)によって構想された。アウレリオは当時、「ニューヨーク市には、市内だけを取材する24時間365日のニュース専門放送局が必要だ」と考えていた[7]。1992年9月8日に「NY1」が開局。当初は、ニューヨーク市マンハッタン区の西42丁目460番地にあるナショナル・ビデオ・センター内のニュースルームを拠点としていた。ニュース部門副社長のポール・セーガンとニュースディレクターのスティーブ・ポーラス(Steve Paulus)の指揮のもとで運営された。42丁目の施設の建設は開局の約1ヶ月半前にあたる7月15日に完了した。しかし、新たに採用された記者たちは、それよりさらに1ヶ月前から勤務を開始しており、ビデオジャーナリズムに関する「ブートキャンプ(集中研修)」に参加していた[8][9]。
NY1の記者の中には、他の市場で自らカメラを扱っていた者もいたが、大半はジャーナリズムの技術面について殆ど経験がなかった。研修を終えた後、記者やその他のスタッフはさらに2ヶ月間の訓練期間に入り、その中には4週間にわたる実時間でのリハーサルも含まれていた。研修の最終週に入った頃、画期的な出来事が起きた。マンハッタンのウェストサイドにあった旧郵便局の建物が崩壊したのである。この時点では、NY1はまだ放送を開始していなかった。しかし、NY1の記者たちは、既にチャンネルが正式に稼働しているかのようにこの事故を取材し、生存者や目撃者へのインタビューを行った[10]。
2001年9月11日の世界貿易センターへの攻撃を受け、NY1の映像は一時的に「オキシジェン」を通じて全米に配信された。これは、同チャンネルの本社が世界貿易センターに近いマンハッタンのバッテリー・パーク・シティ地区にあり、そこから通常の番組を放送することができなくなったためである[11]。2001年、TWCは、オールバニ市場のデジタルケーブル加入者向けにNY1の提供を開始した。NY1は、姉妹ケーブルニュースチャンネル「Capital News 9」が2002年10月に開局した後も、このシステムで引き続き提供された。その後、NY1はTWCの他の市場、特にニューヨーク州北部に位置する市場のシステムにも順次追加されていった。
2002年1月、業務拠点をマンハッタンのチェルシー地区にあるチェルシー・マーケット(9番街75番地、西15丁目と16丁目の間)の6階に設けられた新しい完全デジタル化施設へ移転した。2003年6月30日、TWCは、デジタルケーブル加入者向けにNY1のスペイン語版チャンネル「NY1 Noticias(NY1ノティシアス)」を開局した。2005年には、NY1はTWCの顧客向けに「NY1 on Demand」を開始した。これはビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスで、同社のニューヨーク市内のシステムではチャンネル1111で提供された。
2004年5月、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と姉妹局契約を締結し、同年6月からは、NY1内にTOKYO MXニューヨーク事務所を開設した。以来、ニューヨークからのリポートを、東京が受けるというスタイルで毎日伝えている。
2008年、TWCのデジタルチャンネル701で、高精細(HD)同時放送を開始した。ただし、当初は4:3の映像を中央に配置し、その左右にNY1のロゴが入ったサイドバーを表示するピラーボックス形式で放送されていた。その後、2009年10月に16:9のワイドスクリーン形式へ移行した[要出典] 。
「Time Warner Cable News NY1」へのリブランディング
2013年3月14日、TWCは、NY1およびその他の地域ニュースチャンネル(News 14 CarolinaやYNNネットワークなど)について、年末までに「Time Warner Cable News(タイム・ワーナー・ケーブル・ニュース)」ブランドへリブランディングする計画を発表した。これに伴い、各チャンネルでは新しいオンエアロゴを導入するとともに、統一されたグラフィックパッケージを採用する予定だった。この名称変更の理由は、TWCの認識では、同社の加入者が同社自身がこれらの地域ニュースチャンネルを所有していることを知らず、また、これらのチャンネルが基本的にTWCのシステムでしか視聴できないことも認識していなかったためである。ただし、NY1については例外で、ニューヨーク市市場ではケーブルビジョンでも放送されていた[12]。
NY1の名称変更案は、ブランド名が広く知られていたことに加え、ニューヨーク市周辺のTWCの顧客が同社のサービスに不満を抱いていたことから、加入者の間で発表直後から論争を巻き起こした[13][14][15]。TWCは、NY1というブランド名を維持したまま、何らかの形で同社(TWC)の所有であることを示す表記を放送中に加える案についても検討した。しかし、同社幹部は、今回のリブランディングによってチャンネルのニュース番組の形式や報道スタイルが変更されることはないと明言した[16]。
2013年11月20日、TWCは、NY1の名称の冒頭に「Time Warner Cable News」ブランドを付加する一方で、放送上では引き続き「NY1」を主要ブランドとして使用すると発表した[17]。この変更後のブランド名称に加え、新しいグラフィックおよび音楽パッケージも導入された。これには、2001年から同チャンネルで使用されていたロゴを一部変更したものと、「Time Warner Cable News」のロゴを組み合わせたデザインが含まれていた。新しいブランディング、グラフィック、音楽パッケージは、同年12月16日から使用が開始された[18]。
2014年、NY1のHDチャンネルは、TWCのデジタルチャンネル200へ移動した。
「Spectrum News NY1」への再改称
2016年5月18日、TWCはチャーター・コミュニケーションズ(以下、チャーター)に買収された[19]。これを受け、同年11月15日から、「Time Warner Cable News」のブランドは、チャーターのケーブルテレビサービスのブランド名に由来する「Spectrum News(スペクトラムニュース)」へと変更された。NY1という名称は現在も使用されており、特に放送上では引き続き主要なブランドとして用いられている。一方で、正式なブランド名では、NY1の主要ブランド名の冒頭に「Spectrum News」を付加する形が継続されている[20]。
2017年3月30日、チャーターは、NY1の大規模な再編計画を発表した。これに伴い、複数の記者が解雇され、今後数ヶ月の間に一部の番組も終了する予定となった[21][22]。チャーターの広報担当者は、「どのネットワークでもそうだが、我々は視聴者により良い形で情報を届け、関心を持ってもらう方法を常に模索し、進化を続けている。より多くの背景情報、掘り下げた報道、分析、解説を提供することで、可能な限り魅力的な情報とエンターテインメントを届けることを目指している。また、視聴者にとってより身近で、思慮深い対話を育むことで、Spectrum加入者の生活に欠かせない存在となることを目指している。視聴者に最も響くニュースをより適切に報道できるよう努める中で、時には番組編成やスタッフ体制も変更されることがある」と説明した[23]。
2017年4月1日、再編の翌日、NY1の構想者であるリチャード・アウレリオは、この再編を強く批判した。アウレリオは、NY1について「エンターテインメントや視聴率、金儲けを目的とするものではない。ニューヨークと、そこに暮らす人々にとって何が最善なのかを考えるべきだ」と述べた。また、NY1が本来重点を置くべきだった地域密着型の報道が軽視されていることも指摘した。特に、長年放送されてきた番組 『The Call』 と 『NY Times Close Up』 が終了したことを挙げ、「彼らは本当に、この街に対する使命を放棄しようとしている」と主張した[7]。
他のタイム・ワーナー・ケーブル市場におけるNY1のプロトタイプとしての役割
NY1は、チャーター・コミュニケーションズ(以下、チャーター)による買収以前のタイム・ワーナー・ケーブル(以下、TWC)が運営した最初の地域ニュースチャンネルだった。その後、同社はNY1をモデルとした24時間ニュースチャンネルを他のいくつかの市場でも開局した。このうち、News 24 HoustonとNews 9 San Antonioの2局は、TWCとベロの合弁事業として運営されていたが、いずれも開局から2年以内に閉局した。TWCが新たに開局したチャンネルに加え、同社は1995年、ニューヨーク州ロチェスター市場でケーブルテレビ事業のフランチャイズ権をGreater Rochester Cablevisionから引き継いだ際、Spectrum News Rochesterも買収した。同局は1990年に「WGRC」として開局していた。また、2012年には、ケンタッキー州の大部分でケーブルテレビ事業のフランチャイズ権をインサイト・コミュニケーションズから引き継いだことに伴い、「Spectrum News 1」も買収した。同局は2000年代後半に「cn|2」として開局していた。これらのチャンネルの大半は、TWCとチャーターのケーブルシステムをCharter Spectrumへ統合する過程で、2016年9月20日現在、「Spectrum News」ブランドに変更されている。これらのチャンネルには、以下のものが含まれる:
- Spectrum Bay News 9 - フロリダ州タンパ(1997年に「Bay News 9」として開局)
- Spectrum News 13 - フロリダ州オーランド(1997年に「Central Florida News 13」として開局)
- Spectrum News Austin - テキサス州オースティン(1999年に「News 8 Austin」として開局)
- Spectrum News Capital Region - ニューヨーク州オールバニ(2002年に「Capital News 9」として開局)
- Spectrum News Central New York - ニューヨーク州シラキュース(2003年に「News 10 Now」として開局)
- Spectrum News North Carolina - ノースカロライナ州の複数市場をカバー(2002年3月22日にローリーで「News 14 Carolina」として開局。同年6月14日にはシャーロットでも開局)
- Spectrum News Buffalo - ニューヨーク州バッファロー(2009年に「YNN Buffalo」として開局)
- Spectrum News 1 - ウィスコンシン州の複数市場をカバー(2018年開局)
- Spectrum News 1 SoCal - カリフォルニア州ロサンゼルス(2018年開局)
編成
NY1で最も一般的な「番組」は、毎時0分と30分に始まる30分間の「ニュースホイール(news wheel)」である。まず、主要ニュースのヘッドラインをまとめた「NY1 Minute」から始まり、10分毎に天気予報が挿入される。これは「on the ones」と呼ばれる形式で、毎時10分、20分、30分、40分、50分に天気情報を伝える。残りの時間は、主に収録済みのニュースコーナーで構成されており、ニューヨーク都市圏のニュースを重点的に扱っている。1時間あたりのCM枠は15分となっている[24]。
NY1で放送されるニュースのほぼ全ては収録済みであり、実際には生放送ではないにもかかわらず、あたかも生中継であるかのように見えるコーナーも含まれている。記者による現場リポートでは、通常の「LIVE(生中継)」表示の代わりに、画面上に「ON SCENE(現場から)」とだけ表示されることが多い。これは、そのリポートが最初に放送された際には生中継だったとしても、再放送時には生中継ではなくなるためである。ただし、速報性の高いニュースについて新しい情報が追加された場合は、この限りではない。さらに、NY1の記者は通常、ビデオカメラを自ら操作してニュース取材・収録を行う。これは「ビデオジャーナリズム」と呼ばれる手法で、記者自身が収録したリポートをニュースルームに送り、そこで放送用に編集する[25][9]。開局当時には特徴的だった、記者が自ら撮影し、ナレーションも担当する「ワンマン・バンド(one-man band)」方式は、その後、アメリカ全土の多くのローカルニュース番組で標準的な取材手法となった。
ローカル制作番組
Mornings on 1
『Mornings on 1(モーニングス・オン・ワン)』は、2017年10月23日に開始された、平日朝に放送される3時間の生放送ニュース番組。平日6:00〜9:00まで放送され、ニューヨーク市民がその日のスタートに必要な情報を得られるよう、地域ニュース、主要ニュース、政治、天気、交通情報を組み合わせた内容となっている。番組のアンカーはパット・キアナンが務め、交通情報はジェイミー・ステルターが担当している[26][27][28][29][25]。
The Rush Hour
『The Rush Hour(ザ・ラッシュ・アワー)』は、アニカ・パーガメントがアンカーを務める、平日午後の2時間ニュース番組。2024年1月16日に開始され、平日16:00〜18:00まで放送されている[30]。
News All Day
『News All Day(ニュース・オール・デイ)』は、シャナン・フェリー(Shannan Ferry)がアンカーを務める、平日午後の4時間のニュース番組枠[31]。2021年11月に開始され、平日の正午〜16:00まで放送されている。『Mornings on 1』に続く、NY1の日中の主要ニュース番組に位置付けられている。開始当初から2023年に亡くなるまで、ラッシェル・ブーンがこの番組枠のアンカーを務めていた[32]。
In Focus with Cheryl Wills
『In Focus with Cheryl Wills(イン・フォーカス・ウィズ・シェリル・ウィルズ)』は、『NY1 Live at Ten』のアンカーを務めるシェリル・ウィルズが司会を務める、30分間の時事問題番組。番組では、ニューヨーク市民に影響を与える様々な問題について、ニュースの当事者や有識者らによるラウンドテーブル形式の議論を通じて、多様な視点を取り上げている[33]。
Inside City Hall / Road to City Hall
『Inside City Hall(インサイド・シティ・ホール)』(市長選挙の期間中は『Road to City Hall(ロード・トゥ・シティ・ホール)』に改題)は、エロール・ルイスが司会を務める、平日夜の政治番組。ニューヨーク市を中心とした地方政治から国政まで、幅広い政治問題を取り上げている。NY1とそのニューヨーク州北部の姉妹チャンネルは、これまで数多くの政治討論会の共同制作・主催を行っており、これらの討論会の報道・放送では『Inside City Hall』の番組フォーマットやプレゼンテーションが使用されている[34]。
NY1 at Ten
『NY1 at Ten(ニューヨーク・ワン・アット・テン)』は、2018年1月15日に開始された、平日夜に放送される1時間の生放送ニュース番組で、その日のニュースを総括すると共に、翌日のニュースを先取りして伝える。番組のアンカーはシェリル・ウィルズ、天気予報は主任気象予報士のジョン・ダビットが担当している。姉妹ネットワークのSNYは番組内でスポーツコーナーを制作し、プロスポーツおよび大学スポーツの主な試合結果・ハイライトを伝えている。これは、NY1のスポーツ部門が2017年9月に廃止されたためである[35][36][37]。番組は当初、2018年1月15日から2025年1月10日まで『NY1 Live at Ten(ニューヨーク・ワン・ライブ・アット・テン)』という名称で放送されていた。その後、2025年1月13日から『NY1 at Ten』に改題された。
On Stage
『On Stage(オン・ステージ)』は、1998年5月4日に開始された30分間の番組。現在はフランク・ディレラが司会を務めている。主にニューヨーク市の演劇界を取り上げるリポートを中心に、ニューヨーク都市圏各地で行われている舞台公演に関する情報も紹介している[38][39]。
Weekends on 1
『Weekends on 1(ウィークエンズ・オン・ワン)』は、2021年11月に開始された、ロッコ・ヴェルテュッチョがアンカーを務める週末朝のニュース番組[40]。土・日曜日7:00〜正午まで放送されている。
過去の主な番組
The Call
『The Call(ザ・コール)』は、2005年7月25日に開始された、ジョン・シウモ(John Schiumo)が司会を務める1時間の生放送の電話・メール参加型ニュース番組。視聴者は一日のニュースの中から最も重要だと思うニュースを投票するよう促され、最多得票のニュースについてメールで通知を受け取った後、その話題についてシウモと議論するために電話やメールで番組に参加することができた。視聴者からの要望を受け、2012年1月に1時間枠へ拡大されたが、2017年4月6日に終了した[41]。
News at Eleven
地元の地上波テレビ局が同時間帯に放送する深夜ニュース番組に対抗するため、NY1は2007年1月22日、毎日23:00から放送するニュース番組『NY1 News at Eleven(ニューヨーク・ワン・ニュース・アット・イレブン)』を開始した。その後、番組名は『Time Warner Cable News NY1 at Eleven』、さらに『Spectrum News NY1 at Eleven』へと改題された。最終的には、平日はルイス・ダッドリー、週末はシェリル・ウィルズがアンカーを務めていた。23:00のニュース番組は、2017年9月28日の放送を最後に、ひっそりと終了した[42][43]。
The New York Times Close Up
『The New York Times Close Up(ニューヨーク・タイムズ・クローズ・アップ)』(当初の番組名は『New York Closeup(ニューヨーク・クローズ・アップ)』)は、1992年9月8日に開始された番組で、「ニューヨーク・タイムズ」の都市問題担当記者サム・ロバーツが司会を務め、同紙との共同制作によって放送されていた。番組では、日曜日版の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載される注目度の高い記事を、担当記者と共に先取りして紹介していた。また、同紙の記者、コラムニスト、編集者が出演し、ニューヨーク市周辺のその週の主要ニュースについて詳しく解説・検証していた。NY1での最終回は2017年4月8日に放送された[44]。その後、同年9月15日からはCUNY TVで放送されている[45]。
Sports on 1: The Last Word
『Sports on 1: The Last Word(スポーツ・オン・ワン:ザ・ラスト・ワード)』は、1992年9月8日に開始された、55分間の生放送による電話参加型スポーツ番組。毎日23:35から放送され、その日のニューヨーク地域のスポーツの試合結果や主要ニュースを振り返っていた。番組は曜日によって、フィル・アンドリュース(Phil Andrews)、ケビン・ギャリティ(Kevin Garrity)、ダリオ・メレンデス(Dario Melendez)のいずれかが司会を務めた。2017年9月28日に最終回が放送された[46]。
Spotlight NY
『Spotlight NY(スポットライト・ニューヨーク)』は、2017年12月2日に開始された30分番組で、週末午後のアンカーを務めるビビアン・リー(Vivian Lee)が司会を担当していた。ニューヨーク市の芸術や文化を取り上げ、様々な角度から紹介していた。開始から約2年後の2019年1月6日に最終回が放送された[47][48]。
ニュースチーム
現在の出演スタッフ
- ガイ・ブラウン(Guy Brown) - 気象予報士[49]
- エリン・ビルップス(Erin Billups) - 保健担当記者[50]
- ロジャー・クラーク(Roger Clark) - 一般ニュース担当記者[51]
- ボビー・クーザ - 政治担当記者[52]
- ジョン・ダビット(John Davitt) - 主任気象予報士[53]
- フランク・ディレラ(Frank DiLella) - 演劇担当記者、『On Stage』司会[54]
- ブリー・ドリスコル(Bree Driscoll) - アンカー/記者[55]
- シャナン・フェリー(Shannan Ferry) - アンカー/記者[56]
- ケビン・フレイ(Kevin Frey) - ワシントンD.C.支局記者[57]
- レベッカ・グリーンバーグ(Rebecca Greenberg) - 記者[58]
- ステフ・マニセロ(Stef Manisero) - アンカー/記者[59]
- コートニー・グロス(Courtney Gross) - 政治担当記者[60]
- ボブ・ハート(Bob Hardt) - 政治部長[61]
- ジリアン・ジョーゲンセン(Jillian Jorgensen) - 教育担当記者[62]
- パット・キアナン - 朝番組アンカー[63]
- ロン・リー(Ron Lee) - 交通情報アンカー[64]
- エロール・ルイス - 政治担当記者、『Inside City Hall/Road to City Hall』司会[65]
- ビクトリア・マナ(Victoria Manna) - スタテンアイランド担当記者[66]
- ディーン・メミンジャー(Dean Meminger) - 犯罪・司法担当記者[67]
- アリッサ・パオリチェリ(Alyssa Paolicelli) - 一般ニュース担当記者[68]
- アニカ・パーガメント(Annika Pergament) - 『The Rush Hour』アンカー[69]
- ジャスティン・リー(Justine Re) - 記者[70]
- ダン・リボリ(Dan Rivoli) - 交通情報担当記者[71]
- ジョシュ・ロビン(Josh Robin) - 主任国政担当記者[72]
- ステファニー・サイモン(Stephanie Simon) - フリーランスアンカー[73]
- ジェイミー・ステルター(Jamie Stelter) - 交通情報担当記者[74]
- ロッコ・ヴェルテュッチョ(Rocco Vertuccio) - アンカー/記者[75]
- シェリル・ウィルズ(Cheryl Wills) - 『NY1 Live at Ten』アンカー、『In Focus with Cheryl Wills』司会[76]
過去の出演スタッフ
- アンジー・ゴンザレス - アンカー/記者(2015年 - 2021年)。現:Spectrum News国政担当記者[77]
- アンソニー・パスカル(Anthony Pascale) - アンカー/記者(2020年 - 2024年)。現:FanDuel TVで競馬中継のリポーターとして出演[78]
- エイサ・アーロンズ - 雇用問題担当記者(2009年 - 2012年)。現:WJCL
- エイミー・イェンシ - ブロンクス担当記者(2018年 - 2022年)。現:PIX11リポーター
- ドミニク・カーター - 『Inside City Hall/Road to City Hall』司会、上級政治担当記者(1992年 - 2009年)。現:WRNN-TV
- クロダー・マクゴーワン - クイーンズ担当記者(2013年 - 2023年)
- エミリー・ンゴ - 政治担当記者(2019年 - 2023年)
- グロリア・パスミノ - 政治担当記者(2019年 - 2022年)。現:CNN国政担当記者[79]
- エドリック・ロビンソン - マンハッタン担当記者(2023年退職)。現:News 12 Networks
- フアン・マヌエル・ベニテス - 政治担当記者(2003年 - 2023年)
- スティーブ・カンジアロージ - スポーツアンカー/記者(1992年 - 2000年)。現:MSGプラス、MSGネットワーク、WEPN-FM
- デューク・カスティリオーネ - 『Sports on 1』スポーツキャスター(2000年 - 2005年)。現:WCVB
- デボラ・フェイエリック - アンカー/記者(1992年 - 2000年)。現:CNN
- ステイシー=アン・グッデン - 平日朝の気象予報士(2017年 - 2019年)。現:WPIX
- タイナ・ヘルナンデス(Taina Hernandez) - 政治担当記者(1997年 - 2001年)。その後ABCニュース、WNYWに在籍
- グレッグ・ケリー - 政治問題担当記者(2000年 - 2002年)。その後WNYWに移籍、現:ニュースマックスTV
- マット・マクルーア - ビジネスアンカー(2013年 - 2019年)。現:アイハートメディアエグゼクティブプロデューサー
- ナンシー・ルー - アンカー/記者(1992年 - 1994年)。その後WABC-TVに在籍、現:NewsNation
- ケリー・ライオン - 記者(1997年 - 2002年)
- リンゼイ・タックマン - 一般ニュース担当記者(2017年 - 2021年)。現:WABC-TVリポーター
- ロリー・チャン - 一般ニュース担当記者(2014年 - 2023年)。現:Spectrumの全国ニュース局でアンカー[80]
- ルイス・ダッドリー - アンカー(1992年 - 2024年)。引退[81]
- ゲイリー・アンソニー・ラムゼイ - アンカー/記者(1992年 - 2007年)
- キャロル・アン・リデル - 記者(1992年 - 1996年)。その後WNBCに移籍
- サム・ロバーツ - 『The New York Times Close Up』司会(1992年 - 2017年)
- ニール・ローゼン - 映画評論家(1992年 - 2017年)
- メリッサ・ルッソ - 政治担当記者(1992年 - 1998年)。現:WNBC
- ジェレミー・シャープ - 政治担当記者(1992年 - 1993年)。現:ESPN
- アンドリュー・シュメルツ - ブルックリン担当・朝番組記者(1994年 - 1998年)。元WABCビジネスアンカー、現:ホップスコッチ・エアー社(Hopscotch Air, Inc.)CEO
- ローマ・トーレ - 平日午後のアンカー、演劇評論家(1992年 - 2020年)
- アリシア・ヴィタレッリ - 記者。現:WPVI-TV
- エリック・アダム - 気象予報士(2018年 - 2022年)
- ラッシェル・ブーン - 記者/アンカー、『News All Day』アンカー(故人)[82]
- ザック・フィンク - オールバニ担当記者(2023年退職)[83]
関連チャンネル
NY1 Noticias
NY1 Noticias(「ニューヨーク・ワン・ノティシアス」と発音され、「Spectrum Noticias NY1(スペクトラム・ノティシアス・ニューヨーク・ワン)」とも呼ばれる)は、NY1から派生して2003年6月30日に開局した、スペイン語の地域ケーブルニュースチャンネル。Spectrumのデジタルケーブルでは、チャンネル95および831で視聴できる。英語版の親チャンネルであるNY1と同様に、主にニューヨーク都市圏の一般ニュースを扱っている。これに加えて、地域のヒスパニック系住民が直面する問題について、より掘り下げた報道も行っている。
NY1 Rail and Road
NY1 Rail and Road(「ニューヨーク・ワン・レール・アンド・ロード」と発音)は、ニューヨーク都市圏の道路交通や公共交通機関の運行状況に特化したケーブルチャンネル。2010年8月18日に開局し、Spectrumのケーブルテレビ加入者向けにのみ提供されていた。ニューヨーク市ではデジタルチャンネル214、ニュージャージー州およびハドソンバレーではデジタルチャンネル91で放送されていた。同チャンネルは5分間隔で交通・運行情報を更新し、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、スタテンアイランド、ハドソンバレーの各地域向けにそれぞれ異なる放送内容を提供していた。2023年9月29日をもって放送を終了した。
大衆文化における登場
映画
- スリラー映画『硝子の塔』(1993年)では、建物のランドリールームに設置されたテレビでNY1が放送されている。
- 犯罪ドラマ映画『裏切り者』(2000年)では、劇中で起こる複数の出来事をNY1の記者がリポートする場面が登場する。
- ロマンティック・コメディ映画『メイド・イン・マンハッタン』(2002年)では、メキシコ人のホテル従業員が、政治家と口論する上流階級の女性になりすます場面がある[要説明] 。
- コメディ映画『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』(2003年)では、クリスマス・イブにサンタクロースを目撃したという情報がニューヨーク市中に広まるきっかけとなる放送局としてNY1が登場する。
- ドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』(2004年)では、2003年の吹雪に関するNY1のニュース映像が数秒間登場する。
- コメディ映画『最凶女装計画』(2004年)では、登場人物のデニース・ポーター(Denise Porter)がNY1のニュースリポーターという設定になっている。
- アドベンチャー・コメディ映画『ナイト ミュージアム』(2006年)では、ニューヨーク市のアメリカ自然史博物館へ続く恐竜の足跡に関するニュースを伝える放送局の一つとしてNY1が登場する(もう一つの放送局はFOX直営局WNYW。これは、同映画が20世紀フォックスによって製作されたため)。
- 怪獣映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008年)では、NY1のローマ・トーレが、怪物の出現に先立って発生した地震についてリポートしている。
- SF映画『ジャンパー』(2008年)では、NY1のオープニング映像が複数使用されている。
- スリラー映画『サブウェイ123 激突』(2009年)では、NY1の政治担当記者マイケル・スコットが短時間出演している。
- スーパーヒーロー映画『アメイジング・スパイダーマン2』では、劇中を通してNY1のロゴが登場する。
- スーパーヒーロー映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のエンドクレジット後のシーンでは、パット・キアナンが本人役でカメオ出演。NY1の記者として、ロンドンで起きた騒動をリポートする。この中で、ミステリオが編集した映像をNY1で放送し、スパイダーマンに殺人の濡れ衣を着せるという展開が描かれる。また、NY1のニュース取材車、天気予報のグラフィック、ヘリコプター、その他のニュース映像も劇中の随所に登場する。
- リーアム・ニーソン主演の映画『トレイン・ミッション』(2018年)では、テレビ画面に「Spectrum NY1」のロゴやグラフィックを表示した航空撮影映像などのニュース映像が流れる。
文学
- NY1のアンカー、パット・キアナンが、クレオ・コイルによる『コクと深みの名推理』シリーズ(The Coffeehouse Mystery Series)の第2作、『事件の後はカプチーノ(Through the Grinder)』に短時間登場する。
音楽
- ビースティ・ボーイズのアルバム『To the 5 Boroughs』(2004年)収録曲「That's It That's All」には、「Like George Whipple on New York 1; Got a hairy ass and that's no fun.」という一節がある。ジョージ・ウィップル(George Whipple)は、NY1で芸能ゴシップや社交界の話題を担当していた。
テレビ
- 法廷ドラマ『センター・ストリート100番地』、ドラマ『サード・ウォッチ』、刑事・法廷ドラマ『ロー&オーダー』およびそのスピンオフ作品『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』、シットコム『スピン・シティ』の各エピソードでは、背景にあるテレビ画面にNY1が映っている場面が短時間登場する。
- ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』では、NY1のテレビ記者やアンカーが登場する。
- シットコム『ママと恋に落ちるまで』では、登場人物のロビン・シェルバツキーがNY1の記者として描かれている。ただし、作品内では放送局名が「Metro News 1」に変更されている。ロビンはかつてサンディ・リバース(Sandy Rivers)と共に同局のアンカーを務めており、リバースが新聞を読みながらニュースを伝える姿は、NY1のパット・キアナンを思わせるものとなっている。
- シットコム『30 ROCK/サーティー・ロック』のあるエピソードでは、登場人物のリズ・レモンが、自分の恐れていることの一つとして、アパートで一人きりで亡くなった後、その遺体の写真がNY1で放映されることを挙げている。
- Showtimeのドラマ『ビリオンズ』シーズン1・第8話では、パット・キアナンがNY1でニュース速報を伝える場面がある。
ポッドキャスト
- パット・キアナンは、2011年10月23日にグラマシー・シアターで収録された、ダグ・ベンソンが司会を務めるポッドキャスト『Doug Loves Movies』に出演した。このエピソードには、俳優のキース・パウエルのほか、コメディアンのジム・ガフィガンとマイケル・イアン・ブラックも出演しており、3日後にiTunes Storeで配信された。
関連項目
- ニューヨーク市のメディア
- News 12 Networks - ケーブルビジョンが運営していた、NY1と同様の24時間地域ケーブルニュースチャンネル群。
- FiOS1 - Verizon FiOSが運営していた、同様の24時間地域ケーブルニュースチャンネル群。現在は廃止されている。
- Spectrum News - チャーター・コミュニケーションズが運営する24時間地域ケーブルニュースチャンネル群。ニューヨーク州内でチャーターが運営する地域ニュースチャンネルのうち、NY1だけは姉妹チャンネルに適用されている厳格なブランド規定に従った「Spectrum」ブランドを使用していない。
- CP24 - カナダ・トロントのニュースチャンネル(ベル・メディアが所有)。NY1と同様の役割を担っている。
脚注
注釈
出典
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外部リンク
- 公式サイト
- Spectrum News NY1 (@NY1) - X(旧Twitter)
- Spectrum News NY1 - Facebook
- Spectrum News NY1 (@ny1) - Instagram
NY1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 12:00 UTC 版)
「Spectrum News」の記事における「NY1」の解説
詳細は「NY1」を参照 NY1(Spectrum News NY1とも呼ばれ、「New York One」と呼ばれる)は、ニューヨーク市の大都市圏にサービスを提供し、「Spectrum News」の名前をサブブランドに制限する唯一のチャンネルである。他のSpectrum Newsチャンネルとコンテンツを共有しているが、チャーターの他のニューヨークベースのニュースチャンネルとは異なる番組編成を維持している。『キャピタル・トゥナイト』を放送していない唯一のチャンネルだが、『インサイド・シティ・ホール』(ニューヨーク市長選挙期間中は「ロード・トゥ・シティ・ホール」に改名)などの独自の専門番組を制作している。同チャンネルは1992年9月8日に開局された。他のSpectrum Newsチャンネルとは異なり、NY1は、チャーターが買収する前に、チャーター以外のプロバイダー(アルティスUSA(英語版)のニューヨーク市エリアシステムと、ブライト・ハウス・ネットワークス(TWCによって管理されていた)によって運用されていたフロリダ州オーランドとタンパのシステムを含む)で放送されている。また、スペイン語を話すヒスパニック系アメリカ人の視聴者向けにNY1ノティシアス(英語版)を運営し、ニューヨーク市周辺の交通および大量輸送条件向けのNY1レール・アンド・ロード(英語版)を運営している。また、ニューヨークのトライステート地域以外のSpectrum市場でも、パブリック・サービス・アナウンスメント(英語版)で埋め尽くされたローカル広告とともに、上位のデジタル製品として提供されている。
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