Moonlight Cradleでの新たな設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:13 UTC 版)
「夜明け前より瑠璃色な」の記事における「Moonlight Cradleでの新たな設定」の解説
シンシアルートで達哉は、空間跳躍技術の中核を担うターミナルでシンシアと出会う。ターミナルはロストテクノロジーであり、空間跳躍を行うにはターミナルとは別にデバイスと呼ばれる装置が必要である。シンシアルートはこのデバイスを8人目の達哉の世界へ行き回収することから始まる。 空間跳躍技術とは、多世界解釈と重力制御技術を基本とした技術であると言われている。シンシアの説明によると、世界は多世界解釈に基づく状態であるという。リースルートで達哉が体験した触ると消えてしまう羽はこの跳躍によるものである。これらの説明からすべての時間からターミナルへのアクセスが可能なのかは不明。 ターミナルには他のすべての時空とは別の空間にあるらしく、シンシアのいた時空の年代から達哉のいた時空の年代までの間には700年もの時間が経っているが、ターミナルでは時間の概念が無く、シンシアも変わらずに存在し続けていた。ターミナルには時間の概念が無いためどのような順序付けを以って8人目なのかは不明。 シンシア自身がターミナルの外の時空間へ跳躍するには人や物の縁が必要で、基本的にはシンシアの名を頭の中で呼ぶだけでその世界へと跳躍することが可能だが、それだけでは縁という意味で不足がちなので、本編ではシンシアの持っていた懐中時計を達哉に持たせて縁を補強させた後、跳躍している。シンシアの名前を呼ぶ側は、その際雑念が混ざるとシンシアは正確な座標が特定できず跳躍に失敗、あるいは成功しても目的地とは違った場所へ跳躍するという。事実シンシアルートでは達哉がシンシアを呼ぶ際に雑念を混ぜてしまったため、近くの民家の中へと跳躍している。
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