マークIII
Mk III(1967-1970年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 23:09 UTC 版)
「トライアンフ・スピットファイア」の記事における「Mk III(1967-1970年)」の解説
Mk IIIは1967年3月に登場した。外観では主要輸出先であるアメリカ合衆国の安全基準に合わせてバンパー位置が高められ、後ろも2本のオーバーライダーに代えてバンパーが付けられ、後退灯も標準装備となった。当初はそれまでと同様メーター類はダッシュボード中央に付けられて右・左ハンドル車作り分けのコストを節減していたが、1969年の米国向け輸出車からは新しいダッシュボードが用いられるようになり、後のMkIVからはそちらに統一された。エンジンはボアが拡大されて1296ccとなり(ヘラルドも同様に1300cc化されて13/60となった。新しい前輪駆動車1300と同じエンジン)、ツインキャブで75馬力を発揮した。MkIV以降のスピットファイアは公害対策等の理由で性能が徐々に低下するので、0-60マイル加速12.5秒のMKIIIは歴代最速のスピットファイアとなった。生産台数65,320台。
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