ロビンソン Mk III C
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 20:47 UTC 版)
「ライリーアンドスコット・Mk III」の記事における「ロビンソン Mk III C」の解説
2001年にMkIII Cがデビューしたとき、ロビンソンレーシングは最初のカスタマーの1チームでであり、シャーシ#001を購入し、ジャッドエンジンを搭載し、ロレックススポーツカーシリーズに参戦した。車は、テスト中の事故の後、シーズン最終戦まで参戦しなかった。 チームはMkIII Cのパフォーマンスに満足せず、オフシーズン中にMk IIICの設計の変更を開始した。カーデザイナーのジョンミルズは、マシンの空力の改善ためにロビンソンレーシングに雇われた。 ミルズの設計の一環として、車のフロントエンドは、2つの問題を解決するために全く新しいボディワークに置き換えられた。フロントラジエーターを取り外し、ボディワークを開いて、浅いノーズの両側に2つの広い溝を確保した。これらの溝は、新たにラジエーターが配置された車の側面に冷却空気を供給した。これにより、車の直線速度が向上するだけでなく、ラジエーターの冷却能力も向上した。車の後部も設計変更し、特に排気システムの再配置をした。車の後部から排気は後輪アーチの前部に取り付けられたタワーから垂直に排出されるようになった。ロビンソンレーシングのMkIII Cは、2002年グランダムシリーズ、デイトナ24時間レースでデビューしたが、ギアボックスのトラブルでリタイヤした。そのシーズンは他の3戦に出場し、最高3位を2回獲得した。 2003年以降、SRPクラスはロレックススポーツカーシリーズに参戦できなくなり、ロビンソンのMk III Cはレースから引退した。ロビンソンレーシングの改造されたMkIII Cは、現在もヒストリックモータースポーツイベントに参加している。車は現在古いGV4からより大きなジャッド製5.0L GV5に変わり走っている。
※この「ロビンソン Mk III C」の解説は、「ライリーアンドスコット・Mk III」の解説の一部です。
「ロビンソン Mk III C」を含む「ライリーアンドスコット・Mk III」の記事については、「ライリーアンドスコット・Mk III」の概要を参照ください。
- ロビンソン Mk III Cのページへのリンク