ミニット・レコードとは? わかりやすく解説

ミニット・レコード

(Minit Records から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/14 05:40 UTC 版)

ミニット・レコード
Minit Records
設立 1959年 (1959)
設立者 ジョー・バナシャク、ラリー・マッキンリー
解散 1970年 (1970)
現況 清算
ジャンル R&Bロックンロールポップス
アメリカ合衆国
本社所在地 ルイジアナ州ニューオーリンズ

ミニット・レコード (Minit Records)は、1959年ジョー・バナシャクがDJ、音楽プロモーターのラリー・マッキンリーと共同で設立したニューオーリンズレコード・レーベル

レーベル名の「ミニット(minit)=ちょっとの合間の意」は、DJがラジオでコマーシャルを流しやすいような短いレコードを提供するというレーベルの意図を示したものである[1]

概要

1960年アラン・トゥーサンがミニットでプロデューサー、アレンジャー、プレイヤーとして仕事をするようになり、彼が手掛けたジェシー・ヒルの「Ooh Poo Pah Doo」がレーベル初のヒットとなった[2]。以後、アーマ・トーマスなどトゥーサンがプロデュースした作品の数々がミニットよりリリースとなり、ヒットを記録している。

1961年インペリアル・レコードと配給契約を締結したのち、アーニー・ケイドーの「Mother-In-Law」がナンバーワン・ヒットになった。

ヒット曲が途絶えると、ミニットはインペリアル・レコードに買収された。1963年には、インペリアルがリバティー・レコードの傘下に入ったことに伴い、ミニット音源もリバティー管轄となった。1966年から1970年にかけて、サンセット・レコードによってミニット音源の再発が行われた。一方、同時期にミニット・レコードはソウル・レーベルとして活動もしていた。[3]

1970年のリリースを最後にレーベルは活動を事実上終了している[4]

注釈






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