マクファーソンストラット式サスペンション
ストラット下部のナックルにステアリングアームを取り付けて、操舵可能としたストラット式サスペンション。サスペンション反力や、ブレーキ反力によるサイドフォースがストラット摩擦を大きくし、乗り心地を害するので、コイルスプリングをややオフセットして取り付け、キャンセルをはかるのが通例である。ストラット曲げ強度を確保するためには、ゼロスクラブ操舵理論でバンプ入力を軽減することが有効であった。現在はストラットサスペンションとして後輸にも採用され、アクティブ、セミアクティブ、電子式サスペンションにも使用される。マクファーソン氏が発明し、イギリス・フォードとBMWが1960年代から採用した。日本では、66年に初代カローラが採用し、その後、スペース効率からエンジンのFF車に適した懸架装置として急速に普及した。
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