インディベンデントサスペンション
左右の車輸が車軸で連絡されておらず、それぞれ独立に動くことができる懸架装置。独立懸架ともいう。ばね下重量が軽く、ホイールレート、ロールレート、ロールセンター、ホイールアライメントの設定自由度が大きい。高速時の走行安定性と乗り心地向上のニーズが高まるにつれて、1933年にメルセデスおよびGMがダブルウイッシュボーン式、翌年にVWがダブルトレーリング(横置きトーションバー)式を開発した。その後、各種ばねときまざまなリンク方式の組み合わせが採用され、マクファーソン型のストラット式も加わった。現在は乗用車の後輪にも普及しているほか、小型トラックやバン、RV、大型トラック、バスの前輪にも採用が拡大している。
反対語 車軸懸架装置、リジッドアクスル式サスペンション参照 後輪独立懸架装置(IRS)、ダブルウイッシュボーン式サスペンション、マクファーソンストラット式サスペンション
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