Mark 1オートコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 05:06 UTC 版)
「Autocode」の記事における「Mark 1オートコード」の解説
次にMark 1用に開発されたオートコードは、RAブルッカーが1954年に計画して1955年に開発したMark 1 オートコードだった。最初の言語と異なり、特定のマシンに対する依存性がほぼなく、浮動小数点演算機能があった。一方1行に1命令しか許されず、定義されたニーモニックはわずかで、サブルーチンを定義する方法がなかった。 11個の浮動小数点数の配列を入力からロードするコードの例を以下に示す。 n1 = 1 1 vn1 = I 入力をv[n[1]]に入れる n1 = n1 + 1 j1,11 ≥ n1 n[1] ≤ 11ならば1にジャンプ ブルッカーのオートコードは、2つの記憶装置のスケーリングとマネージメントが難しかったMark 1でのプログラムを容易にし、最初のオートコードと異なり頻繁に利用された。
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