MSX用以外のMSX-DOS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/31 20:17 UTC 版)
「MSX-DOS」の記事における「MSX用以外のMSX-DOS」の解説
MSX-DOSは本来MSX用のオペレーティングシステムとして開発された製品である。しかし、マイクロソフトの表計算ソフトウェアであるマルチプランを日本電気製のPC-8800シリーズやシャープ製のX1シリーズ、MZ-2500シリーズに移植する際にMS-DOSとのファイルの互換性が重視されたためMSX-DOSは両機種にもサブセットとして移植され、専用のメモリボードと組み合わせて販売された。MSX用のMSX-DOSと同様に、これらの移植版についてもMSX-DOSだけが個別に販売されることはなかった。 PC-8801とX1には、MS-DOS互換フォーマットやCP/Mをサポートする類似のOSとしてC-DOSがあった。 パチンコ基板にも搭載された。MSXの総生産台数500万台に加え、パチンコ基板の年間生産台数420万台を握っていたことから、当時の日本のOSシェアのトップは実はMSX-DOSだったと元マイクロソフトの古川享は指摘している。
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