MOS型FETとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > MOS型FETの意味・解説 

MOSFET

フルスペル:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor
読み方モスエフイーティーモスフェット
別名:MOS型電界効果トランジスタ,MOS型FET

MOSFETとは、電界効果トランジスタFET)のうち、金属酸化膜半導体MOS)の構造持ったもののことである。

MOSFETは、半導体基板上に絶縁体となる酸化膜を形成しその上に導体である金属蒸着させた構造となっている。金属上にはゲート電極設けられており、ゲート電圧加えると酸化膜の下で電流流れるようになっているゲートへの電圧入力によって電流流れ容易に制御できるため、MOSFETは高速スイッチングを行う論理回路などに適しているといわれるまた、ゲート絶縁されているため、入力インピーダンス高く消費電力抑えることができる。

MOSFETにはp型n型があり、それぞれPMOSFET、NMOSFETと呼ばれている。また、PMOSFETとNMOSFETの両方をひとつの回路持っているものはCMOSComplementary MOS)と呼ばれる

MOSFETは、電界効果トランジスタとしてデジタル回路アナログ回路のどちらにでも使用することができる。現在の論理回路はMOSFETが主流として用いられている。

電子回路のほかの用語一覧
半導体製造技術:  ゲート長  記憶素子  揮発性メモリ  MOSFET  ネットリスト  PPGA  PPRAM



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「MOS型FET」の関連用語

MOS型FETのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



MOS型FETのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【MOSFET】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS