MIの4つの原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 15:54 UTC 版)
動機づけ面接は以下の4つの原理に基づいている。(注:第2版に準拠[何の?]): 共感を表現する:カウンセラーはクライエントを正確に理解しようとし、その内容をクライエントと共有する。 矛盾を拡大する:クライエントがこうありたいと望む生き方と、現実の生き方の間にある矛盾を探ることで、行動を変えることの価値をクライエント自ら気づくようにカウンセラーが援助する。 抵抗を手玉に取る:変わりたくないという気持ち、逡巡は病的ではなく、誰にでもある自然なこととカウンセラーが受け入れるようにする。 自己効力感をサポートする: クライエントの自己決定(ときにはクライエントが現状維持を選ぶときでさえ)を尊重することによって、クライエントが自信を持って、うまく変わっていけるように援助する。 動機づけ面接の主たるゴールは、クライエントとラポールを確立し、自己動機づけ発言(変化に向かう言語:チェンジトーク)を引き出し、コミットメント言語を確実なものにすることである。チェンジトークには、準備言語とコミットメント言語という段階がある。
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