MD-XX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:38 UTC 版)
「マクドネル・ダグラス MD-12」の記事における「MD-XX」の解説
MD-12計画の終了に伴いマクドネル・ダグラスは300-400席のMD-11派生機種に着目した。1996年のファーンボロー国際航空ショーで"MD-XX"という長距離用の3発機を発表した。MD-XXは双発の派生機種や胴体を延長したMD-XXストレッチや長距離仕様のMD-XX LRも提案された。両方のMD-XX派生機種はMD-12と同じ全幅213 ft (64.5 m)だった。MD-XXストレッチは全長がMD-11よりも32 ft (9.7 m)長く、座席は通常3クラスで375席で、全てエコノミークラスの場合515席だった。航続距離は7,020 nmi (13,000 km)の予定だった。MD-XX LRの全長はMD-11と同じで座席数が通常の3クラスで309席で航続距離は8,320 nmi (15,400 km)だった。MDCの役員会の会長は1996年10月にMD社にとって投資金額が過大である事を理由に、MD-XX計画の終了を決定した。
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