LSM200
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:59 UTC 版)
東京都国分寺市にある鉄道技術研究所(後の鉄道総合技術研究所)で約220 mの実験線を敷設して、1972年(昭和47年)3月に初めての超電導電磁石による浮上走行を行った試験車両である。LSMはLinear Synchronous Motor(リニア同期電動機)の略で、200は約200 mの実験線を走行したことから付けられた。外見は箱型で実験機材にしか見えないものであった。浮上と推進には電磁石を利用していたが、案内にはガイドレールにシューを当てており、完全に地面から離れてはいなかった。世界で初めての超電導電磁石による電磁誘導浮上走行であった。またこの時のガイドウェイは、ML100以降のような逆T型ではなく、U型に近いものであった。
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