線形帰還シフトレジスタ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 14:12 UTC 版)
線形帰還シフトレジスタ(せんけいきかんシフトレジスタ、英: linear feedback shift register, LFSR)は、入力ビットが直前の状態の線形写像になっているシフトレジスタである。
- 1 線形帰還シフトレジスタとは
- 2 線形帰還シフトレジスタの概要
- 3 最長LFSRとなる多項式の例
- 4 出力ストリームの特性
- 5 用途
- 6 脚注
LFSR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 15:29 UTC 版)
擬似乱数列生成器として、線形帰還シフトレジスタ (LFSR; Linear Feedback Shift Register) を用いた方法が知られている。LFSRはハードウェアを用いて容易に実装することができる。しかし、LFSRは数学的に容易に解析可能であるため、そのまま暗号に使用することは推奨されない。相関攻撃 (Correlation attack) の餌食となる。非線形なFSRを使うものもある(NFSR; Nonlinear Feedback Shift Register)。 コンバイナ型:複数のLFSRを非線形関数で結合した方式 フィルタ型:LFSRの全状態をFilterに入れる方式。 例:よく研究対象にされている方式としてTOYOCRYPTがある。 クロック制御型:LFSRを非連続的動作させる方式。一つのLFSRを他のLFSRのクロックで制御する。 例:ベス&パイパーによる stop-and-go generator (Beth and Piper, 1984)、GSM音声暗号化で使っているA5/1。
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