Lモードカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 03:02 UTC 版)
Lモードの契約者が、Lモードを外出先のICカード式公衆電話で利用するときに使うカードである。ICカード式公衆電話上でLモード公式サイトのほか、Compact HTMLで記述されたウェブサイトを閲覧できる。ただしブックマーク機能はなく、アドレスを入力する必要がある。公式サイトでは固定電話からの利用と同様に、公衆電話設置場所の位置情報を利用することができ、「周辺の天気予報」などを閲覧できる。 発行料金は525円(税込525円)/枚で、月額使用料は不要。通信料金は利用時に硬貨かICテレホンカードで支払う。ICテレホンカードを使う場合はLモードカードと重ねて差し込む。Lモードや公衆電話によるデータ通信と同様に回線交換式のため、携帯電話と比べて通信料が高額になることがある。 Lモードカードには、Lモードのユーザー情報などが記録されているため、たとえNTT東日本の契約者がNTT西日本のICカード式公衆電話を利用しても同じ環境でLモードを利用できる。ローミング料金は当初から利用料金に含まれている。 なお、NTTはICカード式公衆電話を2006年3月末に廃止し、その時点でLモードカードは利用できなくなった。
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