KYO MU
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「ヨハネス・フリッチュ」の記事における「KYO MU」の解説
1982年、尺八とテープ(FB制作)のための作品。フロトー市で初演され、WDRが放送した。約31分。日本では88年に田嶋直士の尺八で披露された。尺八のほか、アルトフルートもしくはテナーリコーダーでも演奏することができる。テープ音源は、尺八音楽の伝統的表現精神である、あらゆる苦悩を克服したいという人間の持つ憧れを表す。尺八のパートは江戸時代末期から明治にかけて活躍した 琴古流尺八奏者、久松風陽の原典に触発されたものである。「三十九曲は三十六曲なり、三十六曲は十八曲なり、十八曲は三曲なり、三曲は一曲なり、一曲は無曲なり、無曲は気息なり、気息は只虚無なり」
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