琴古流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 20:44 UTC 版)
琴古流は、江戸時代に初代黒沢琴古(1710年 - 1771年)によって創始された。初代は俗名を幸八といい黒田藩の藩士であったが浪人となり、江戸へ出て一月寺、鈴法寺の吹合指南役となった。尺八曲の整理を行い、全36曲の琴古流本曲を制定した。黒沢琴古の名は3代で途絶えたが、琴古流はその後、吉田一調、荒木古童らにより隆盛を築いていく。 琴古流は大小いくつもの組織の総体であり琴古流として統一した組織をもつものではない。現在代表的な会派としては、「鈴慕会」「童門会」「竹盟社」「竹友社」「国際尺八研修館」などがある。
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