KTSテレビ夕刊とは? わかりやすく解説

KTSテレビ夕刊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 14:21 UTC 版)

KTSテレビ夕刊』(ケイティーエステレビゆうかん)は、1982年4月1日から1985年3月29日まで鹿児島テレビ(KTS)が平日夕方に放送していたローカルワイドニュース番組

概要

放送時間は毎週月曜 - 金曜 18:00 - 18:30。1983年4月4日から1984年3月30日までは一時的に5分フライングスタートの17:55 - 18:25に変更されていたが、1984年4月2日に元の18:00開始に戻った。

1985年4月1日に『FNN KTSスーパータイム NEWS&SPORTS』(『FNNスーパータイム』の全国ニュースを内包)がスタートするのを受け、番組は同年3月29日放送分をもって終了した。なお、KTSは夕方の全国ニュースはそれまでANN( - 1982年9月)とNNN(1982年10月 - 1985年3月)から受けており、全国のFNN加盟局で唯一夕方のFNNニュース枠をネットしていなかった。

巨人戦の先行放送

NNNとネットを組んでいた1984年のプロ野球シーズンに、本番組のスポーツコーナーで日本テレビのプロ野球巨人戦ナイターの先行放送を実施していた。火曜日と木曜日には19:00以降がフジテレビ受けだったことから(日本テレビ発の)プロ野球ナイター中継は無かったが、この先行放送は実施された。

因みに、日曜日には『独占!!スポーツ情報』のコーナーでも番組開始当初の1979年シーズンから先行放送されていたが、1985年4月1日にFNNへの夕方のニュース枠ネットの交換が行われたことにより、『KTSテレビ夕刊』の放送は終了。それに合わせ『独占!!スポーツ情報』の同時ネット枠もフジテレビ系時差ネット枠(『世界名作劇場』)へ切り替えられ、同番組のネットは1985年3月31日放送分を以って終了した。この両番組の終了ともども、KTSの日テレ系巨人戦先行放送も『独占!!スポーツ情報』の番組開始から6年目の1984年シーズンで終了した。

ニュースキャスター

1983年からは司会者として、南日本新聞論説委員長を歴任した評論家の浜島速夫[1]を起用した。外部キャスターが司会をしたのはKTSのニュース・情報番組史上初だった。また、アシスタントは川辺ゆかりが担当した。川辺は後番組である『KTSスーパータイム』でも、小澤一彦とともに初代キャスターを務めた。

スタジオセット

  • KTSが開局10周年を迎えた1979年4月に、本社の増築工事を行い現在のスタジオ棟が完成。
  • これと関連して本社2Fにあった小スタジオが報道専用となり、クロマキーをバックにした簡素なセットが設置された。
  • このニューススタジオは、その後の『FNN KTSスーパータイム NEWS&SPORTS』や『KTSスーパーニュース』でも引き続き使用されたが、2006年4月3日の社屋改修によって無くなった。

タイトル

  • 宇宙空間をイメージしたコンピュータグラフィックスに当時のKTSのロゴが回転。その後赤字でタイトルをズームダウンする形で表示した。
  • バックにはKTS社屋のグラフィックス。

脚注

  1. ^ 1978年毎日放送のテレビ番組「アップダウンクイズ」の15周年記念全国大会で、中九州・南九州・沖縄ブロック地区予選を優勝、全国決勝大会に出場した経験もある(その当時の放送

関連項目

鹿児島テレビ 平日夕方のKTSニュース
前番組 番組名 次番組
KTSニュース
KTSテレビ夕刊
(1982年4月1日 - 1985年3月29日)
FNN KTSスーパータイム
NEWS&SPORTS

(18時からの1時間番組、ここからFNN系列




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