K3・K4兄弟をC殺害容疑で再逮捕
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「大牟田4人殺害事件」の記事における「K3・K4兄弟をC殺害容疑で再逮捕」の解説
2004年12月7日、福岡県警捜査本部はK3・K4兄弟を「Aの次男Cに対する強盗殺人容疑」で再逮捕した。これに加え、K3についてはCに対する死体遺棄容疑でも再逮捕した。また同日、大牟田署の取調室で拳銃自殺を図った兄弟の父K1を銃刀法違反容疑などで再逮捕した。これにより、母K2を含めK1一家4人全員が「A宅に大金があると思い込み金目当てで犯行に及んだ」と断定した上で、被害者4人全員について強盗殺人罪・殺人罪で立件を完了した。 福岡地検久留米支部は同日、K1ら被告人一家4人を被害者B・D両名に対する殺人・銃刀法違反の罪で、福岡地裁久留米支部に追起訴した。 2004年12月17日、福岡地検久留米支部は大牟田署の取調室で拳銃自殺を図った被告人K1を「2004年9月22日午前10時15分ごろ同署の取調室にて拳銃1丁・実弾8発を所持した」として、銃砲刀剣類所持等取締法違反の罪(加重所持)で福岡地検久留米支部に追起訴した。 2004年12月27日、福岡地検久留米支部は被告人K3・K4兄弟を「2004年9月16日夜、被害者Cの首を絞めて失神させ指輪など貴金属61点(約400万円相当)が入った金庫を奪った上、Cの首を再び絞め、Cを諏訪川に投げ込んで殺害した」として強盗殺人罪で福岡地検久留米支部に追起訴した。 両被告人はCに対する死体遺棄罪でも逮捕されていたが、福岡地検久留米支部は「Cが死亡する前に川に遺棄しCが溺死した可能性も否定できない」として死体遺棄罪での起訴は見送り強盗殺人罪でのみ起訴した。 また同じく死体遺棄容疑で逮捕された母K2は「関与が認められない」として不起訴処分とした。
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