JScript .NET
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 04:37 UTC 版)
「JScript」の記事における「JScript .NET」の解説
JScript .NETはJScriptの.NET Framework向けの実装である。CLS互換のクラスベースの言語であり、以前のJScriptの非常に強力な機能を継承している。JScript .NETはASP.NETや完全な.NETアプリケーションの開発に使用することができる。しかし、Visual Studioにおけるサポートがない。 CLR上で動作し、変数に型を指定した場合、C# などの他の .NET Framework 上の言語と同等の速度で動く。JScript の上位互換であるが、高速モードでコンパイルすると、全ての変数を宣言する必要が出るなど、一部、互換性が無くなる。コンパイラのデフォルトは高速モードである。 バージョン日時共に公開されたソフトウェア7.0 2002年1月15日 .NET Framework 1.0 7.1 2003年4月1日 .NET Framework 1.1 8.0 2005年11月7日 .NET Framework 2.0 10.0 2010年4月13日 .NET Framework 4.0 JScript .NETは.NET Compact Frameworkではサポートされない。 JScript .NETのバージョンは古典的なJScriptのバージョンとは無関係なことに注意する必要がある。JScript .NETは独立した製品である。JScript .NETはVisual Studioの統合開発環境でサポートされていないが、そのバージョンは他の.NET言語と共通で、対応するVisual Studioのバージョンに従っている。 .NET Framework 3.0ではJScriptのバージョンは新しくなっていない。(出典: 各フレームワークに含まれるMicrosoft.JScript.dllのファイルバージョン)
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