【計器飛行方式】(けいきひこうほうしき)
Instrument Flight Rules(IFR).
エンジンスタートから、高度や進路の変更など、到着までの全ての行程において管制承認を必要とする飛行方式。
気象条件の悪い計器気象状態時には、これによって航行する必要があるほか、気象条件の良い有視界気象状態においても、通常の場合旅客機などの大型機はこれで航行する。
パイロットには計器飛行証明という資格が必要で、航空機に専用の機器が搭載されている必要がある。
関連:有視界飛行方式 計器飛行
計器飛行方式
(Instrument flight rules から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 15:29 UTC 版)
計器飛行方式 (けいきひこうほうしき、厳密には計器飛行方式による飛行、英: instrument flight rules、略称はIFR)とは、目視及び航空計器の両方を駆使し、常に航空管制官の指示に従って行う飛行・並びに管制圏及び管制区の外においては航空管制運航情報官が提供する情報を常時聴取して行う飛行の事である。
- ^ ただしルールとしての制限が無くなると言うだけであり、それだけで悪天候下を飛行出来るとは限らない。防氷・除氷装置などが無い機体では、最悪の場合着氷による墜落も有り得る。
- ^ 日本国航空法第71条の2
- ^ ただし、計器飛行証明の試験について定められた文書には飛行機・回転翼航空機・飛行船の3種類しかなく、滑空機での計器飛行証明が想定されていないため、滑空機によるIFRはないと言える。
- ^ “都市伝説? 着陸時の「ソフト」と「ドシン」はどっちが正解!?”. ウェザーニューズ (2018年5月6日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ 通常、航空会社の訓練課程では定期運送用操縦士の前段階で取得できるようにカリキュラムが組まれている。
- 1 計器飛行方式とは
- 2 計器飛行方式の概要
- 3 関連項目
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