グライド‐パス【glide path】
グライドスロープ
【英】Glide Slope, Glide Path
グライドスロープとは、航空機の着陸システムで用いられている、航空機に適切な進入角度を指示するための電波を発する誘導装置である。
グライドスロープは滑走路の着陸地点の手前にあり、およそ329MHz~335MHzの周波数帯域の電波を発している。電波は仰角3度を挟んだ上下でそれぞれ90Hz、150Hzに変調されている。航空機が受信した電波を復調し、変調度を比較することによって、上下方向のずれ、およびずれの量を知ることができる。
航空機が適切な降下位置に位置している場合は、90Hzと150Hzの変調度は同じになる。適切な降下位置より航空機が高い位置にあった場合、または低い位置にあった場合は、90Hzと150Hzの変調度に大小の差が生じる。
グライドパス
(Glidepath から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/18 16:03 UTC 版)
航空業界における計器着陸装置のグライドパス(glide path)は、主にグライドパス(G/P)やグライドスロープ(G/S)を指し、計器着陸装置に組み込まれ、最適な降下経路からの航空機の垂直方向のずれを示す垂直誘導システム[1]。
作動原理
グライドスロープステーションは、滑走路中心線から約250~650フィート、滑走路接地帯[2]から750~1250フィートずらして設置され、滑走路に隣接しているタワーに設置したフェーズド・アレイ・アンテナを用いる。グライドスロープは328~336MHzの極超短波(UHF)周波数帯の電波を送信している。ローカライザと同様に、グライドスロープシグナルは90~150Hzに変調した音波を搬送波に乗せている。グライドスロープシグナルの中心は地平線上から約3°のグライドパスに設定されている[3]。
搬送波周波数の組み合わせ
ローカライザ(LOC)とグライドスロープ(G/S)搬送波周波数はが紐づけられ、電波航法装置がグライドスロープ周波数に対応する選択されたローカライザ周波数に自動的にチューニングする。ローカライザシグナルは110MHz前後、グライドスロープシグナルは330MHz前後の周波数である[4]。
ローカライザ搬送波周波数は108.10~11.95MHzの間である(100kHzの小数点第1桁は常に奇数であるため、108.10、108.15、108.30などはローカライザ周波数であり、他の目的には使用されない。)[4]。
2つのシグナルが40のILS周波数チャンネルのうち1チャンネルから90Hz、もう1つは150Hzに変調されたシグナルが送信される。これらは、同位置に配置されたフェーズドアレイアンテナから送信される。[要出典]
関連項目
脚注
- ^ ITU Radio Regulations, Section IV. Radio Stations and Systems – Article 1.106, definition: instrument landing system (ILS)
- ^ “Aeronautical Information Manual”. FAA.gov (2023年4月20日). 2023年8月30日閲覧。
- ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (1st ed.). Osprey. p. 143. ISBN 9780850451634
- ^ a b “Frequency Allotments”. NTIA.DOC.gov. pp. 4-171 thru 4-178 (2008年1月). 2010年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月26日閲覧。
外部リンク
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