ビゼー【Georges Bizet】
ビゼー

フランスの作曲家。《カルメン》で知られているビゼーは劇音楽に長けた作曲家である。オーケストラの作品や歌曲、ピアノ曲も手がけており、ピアノ作品はどれも標題をもっている。
声楽教師の父親とピアニストの母親の間に生まれた。10歳でパリ音楽院に入学し、ピアノをアントワーヌ・マルモンテルに、オルガンとフーガをフランソア・ブノアに、作曲をピエール・ツィンマーマンとアレヴィに師事した。グノーの代講を受けたこともあった。ローマ大賞を受賞してローマへわたったが、留学中に母親が危篤となり、パリに帰国した。帰国後は、オペラの作曲に従事した。1869年6月にアレヴィの娘、ジュヌヴィエーヌと結婚したが、37歳の若さで没した。
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