FSF フリーソフトウェアの定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:56 UTC 版)
「オープンソースの定義」の記事における「FSF フリーソフトウェアの定義」の解説
詳細は「フリーソフトウェアの定義」を参照 フリーソフトウェア財団(FSF)はフリーソフトウェアを定義するものとして、「フリーソフトウェアの定義」を掲げている。 フリーソフトウェア運動とオープンソース運動の根本的思想の違いにも関わらず、フリーソフトウェア財団による「フリーソフトウェアの定義」とオープンソース・イニシアティブによる「オープンソースの定義」は、2、3の細かい例外を除いて、基本的には同一のソフトウェア、ソフトウェアライセンスを対象としている。フリーソフトウェア財団は思想的違いを強調すると同時に、次のようなコメントを述べて、ソフトウェアライセンスを図解している。 The term “open source” software is used by some people to mean more or less the same category as free software. It is not exactly the same class of software: they accept some licenses that we consider too restrictive, and there are free software licenses they have not accepted. However, the differences in extension of the category are small: nearly all free software is open source, and nearly all open source software is free. — Free Software Foundation、http://www.gnu.org/philosophy/categories.html 参考訳: 「オープンソース」ソフトウェアというのは多かれ少なかれフリーソフトウェアと同一の範疇にあることを意図する目的で、いくつかの人々により採用されている用語である。しかし実際にはこれは同一種のソフトウェアではない。例えば、彼らは制限が極めて強い(訳注:フリーではない)と我々が考えているいくつかのソフトウェアライセンスを受け入れており、同時に彼らが受け入れていないフリーソフトウェアライセンスが存在する。しかしながら、カテゴリを拡大すればその違いは小さいものといえる。すなわち、ほとんど全てのフリーソフトウェアはオープンソースであり、ほとんど全てのオープンソースソフトウェアはフリーである。 — フリーソフトウェア財団、http://www.gnu.org/philosophy/categories.html
※この「FSF フリーソフトウェアの定義」の解説は、「オープンソースの定義」の解説の一部です。
「FSF フリーソフトウェアの定義」を含む「オープンソースの定義」の記事については、「オープンソースの定義」の概要を参照ください。
- FSF フリーソフトウェアの定義のページへのリンク