FRSAD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 02:47 UTC 版)
「書誌レコードの機能要件」の記事における「FRSAD」の解説
2005年に主題に関わる第3グループの実体について分析を行う、「主題典拠レコードの機能要件(FRSAR)に関するIFLAワーキンググループ」が発足した。2010年に「主題典拠データの機能要件」(FRSAD)としてその成果がまとめられた。加わった実体は作品の主題に関するテーマ(thema)と、テーマを表す記号である名称(nomen)である。ユーザーは主題典拠データまたはメタデータを作成する情報専門家と、レファレンスサービスの担当者、エンドユーザーに分類される。利用者タスクは発見、識別、選択と用語間の関連を調べる探求(explore)の4つとなっている。抽象的な内容を取り扱っており、目録規則の設計にすぐに利用できるモデルとは言いがたい。
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