利用者タスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 02:47 UTC 版)
「書誌レコードの機能要件」の記事における「利用者タスク」の解説
FRBRでは利用者のタスク(探索する上での作業過程)を 発見(find) 識別(identify) 選択(select) 入手(obtain) と分類している。すなわち利用者は探索を行って書誌を発見し、自分の探していたものか識別する。書誌が多言語存在するか、複数のメディアが存在する場合などは適宜都合の良いものを選択し、入手する。つまり利用者の探索とは、利用者が属性を利用してタスクを実行することである。また、関連はある実体と別の実体のリンク、データベースの案内人として役に立つ。例を挙げると、ある作品を探索した際に、その作品の批評や注釈を見つける手助けとなる。FRBRでは利用者のタスクそれぞれにおいて属性と関連がどのぐらい重要であるか例示し、利用者タスクへの属性と関連のマッピング(紐付け)を元に書誌レコードに含めるべきデータを勧告している。
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