FMと関連する日本版SOX法
大きくは、以下の2つの課題が挙げられる。
(1)連結子会社を含めた資産管理の内部統制適正化。これには、施設資産の取得・使用状況・処分について、社内ルールに沿った運用が行われているかを開示する必要がある。これまで親会社(報告会社)単独が主体であった施設資産管理を改め、連結ベースで資産管理を進めるルールとその運用が必要になる。
(2)情報の保全に関して物理的セキュリティの充実化。情報の保全は、「統制環境」「統制活動」「情報の伝達」「ITへの対応」に関わる内部統制の重要事項である。
情報の保全というと「ITへの対応」ばかりに目が向けられるが、じつはオフィス内の立ち入り制限、重要書類の管理など、物理的なセキュリティ の充実が必要になる。
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