FDトリニトロン
FDトリニトロンとは、ソニーが、トリニトロン技術を用いて開発した大型平面ブラウン管の名称である。
表面の丸みが少なく平面に近い。そのため、外光の映り込みが少ないという特徴がある。高価ではあるがCGやCADなど、精度の高い作業を長時間行う作業に適している。
FDトリニトロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 22:42 UTC 版)
「ハイビジョンブラウン管テレビ」の記事における「FDトリニトロン」の解説
ソニーが開発したトリニトロンブラウン管。元々トリニトロン管は縦方向が平面に近かったが、完全に平面化されたことで外光の映り込みが減り、映像も丸みを帯びなくなった。ピッチも通常管より精細化されハイビジョン放送にも対応する。1996年に開発が発表、1997年に発売された「WEGA(ベガ)」から採用された。 平面なのはあくまで表面のみで、表示部は直径100mの円柱の一部を切り取ったものと同じだけの歪みがある。(従来は直径10m) 第一世代ではSDテレビの「KV-○○SF○」とMUSEハイビジョンの高級機「KW-○○HDF○」に採用。後の高級モデル「KD-○○HD900」などにはよりピッチが狭まった高精細なスーパーファインピッチFDトリニトロンが採用された。 搭載機種 KD-28HR500B DX550/650/750 DRX7/DRX9 HDF7/HDF9 KV-36DX750/32DX750/28DX750 KV-32DX550/28DX550など
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