F1参入計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:02 UTC 版)
ディレクシブは、モータースポーツ世界最高峰カテゴリであるF1へ進出する計画を持っていた。 元F1ドライバーのジャン・アレジやアレクサンダー・ヴルツ にも接近。アレジをチームの「シニアエグゼクティブアドバイザー」として招聘、鈴鹿サーキットファン感謝デーにて自チームのフォーミュラ・ニッポンマシンに搭乗させデモランを行うなど目立つパフォーマンスを行った。F1のトップチームであるマクラーレンに対するスポンサーや業務・技術提携を行う と発表したが、実際にどのような技術が提供されたかは発表されないままであった。 またマクラーレンからシャーシを、メルセデスからエンジンの供給を受け、マクラーレンのセカンドチームとしてF1に参戦するのではないかと噂され、F1参戦が実現すればドライバーはペドロ・デ・ラ・ロサ、ルイス・ハミルトン、ゲイリー・パフェットが候補であり、アレジがディレクター職に就任する とされた。 2006年3月、GP2でメインスポンサーとなり提携関係にあったイギリスのデイビッド・プライス・レーシング (DPR) と共に2008年からのF1への新規エントリー申請を行った。しかし、同年4月の国際自動車連盟 (FIA) 発表にてプロドライブチームが新規参戦チームとして選出され、ディレクシブは落選した。この落選はディレクシブのレース活動の転機となった。
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