イー‐シム【eSIM】
読み方:いーしむ
《embedded subscriber identity module》通信機能を有する機器や車両に組み込まれ、機器間通信(MtoM)に利用されるSIMカード。通常のSIMカードと異なり、外部からのリモート操作によって事業者などの契約情報を書き換えることができる。また、デュアルSIM対応のスマートホンなどにも搭載される。エンベデッドSIM。
エンベデッド‐シム【エンベデッドSIM】
eSIM
別名:エンベデッドSIM
【英】Embedded SIM, Embedded Subscriber Identity Module
eSIMとは、M2M(Machine to Machine)の通信で使用するためのSIMカードのことである。機会や車両に組み込んで端末間(人間による操作を必要としない)データのやり取りを行うために用いられる。
一般的なSIMカードとeSIMの大きな違いは、eSIMがリモート操作による契約事業者情報の書き換えに対応している点である。SIMカードを差し替えることなく事業者の情報を書き換えることが可能になることで、機器の取り扱いが容易になる。最初に組み込むeSIMは1種類で済むため、機器製造にあたっては部品の共通化が図られる。
2013年末に携帯電話の業界団体であるGSMAがeSIMはの仕様を公開した。NTTドコモは2014年6月に海外通信事業者の電話番号の書き込みにも対応するeSIMの販売を開始している。
参照リンク
M2M機器向けeSIMの提供を開始 - (NTTドコモ 報道発表資料 2014年6月27日)
The GSMA Embedded SIM Specification – A New SIM for M2M - (GSMA)
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