Deferred (遅延評価オブジェクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 16:02 UTC 版)
「Twisted」の記事における「Deferred (遅延評価オブジェクト)」の解説
Twisted のアプリケーションモデルの中心は、Deferred (遅延) という概念である。これは一般的なデザインパターンの分野ではFutureとも呼ばれる。Deferred とは、たとえば遠隔地の相手からデータを必要とするなどの理由によりまだ結果が計算されていない値である。Deferred は通常のオブジェクトのように他に渡すことはできるが、値を問い合わせることはできない。各 Deferred はコールバックチェインをサポートしており、Deferred が値を取得すると、コールバックの結果を次の入力として、コールバックチェーンを通じた通知が行われていく。これにより Deferred の値を知ることなく扱うことができる。たとえば、Deferred がリモートの IPアドレス を 4 桁の形式で格納する文字列を返すとき、それを 32 ビットの数値に変換するようコールバックを追加することができる。Deferred のユーザーは、これを 32ビットの数値を返す Deferred として扱えるようになる。この機能、および "エラーバック" (errback; エラーハンドラーとして呼ばれるコールバック) を定義する機能により、イベントドリブンの抽象化を保ったままで、コード上は時系列に書くことを可能にしている。
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