David Guettaとは? わかりやすく解説

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デヴィッド・ゲッタ

(David Guetta から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 03:55 UTC 版)

デヴィッド・ゲッタ
ラテン・グラミー賞にて (2023年)
基本情報
出生名 ピエール・ダヴィッド・ゲッタ(Pierre David Guetta)
別名 Jack Back[1]
Jack Hisbach
生誕 (1967-11-07) 1967年11月7日(57歳)
フランス パリ
ジャンル ハウスフレンチ・ハウスEDM
職業 DJ音楽プロデューサー
担当楽器 シンセサイザーイコライザーDJミキサー
活動期間 1984年 -
レーベル
公式サイト davidguetta.com
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ピエール・ダヴィッド・ゲッタPierre David Guettaフランス語発音: [pjɛʁ david geta]1967年11月7日[2] - )は、フランスパリ出身の音楽プロデューサートラックメイカー作曲家編曲作詞家の音楽アーティスト兼DJデヴィッド・ゲッタは日本での英語風表記であり(英語読みはデイヴィッド)、フランス人としての名前ではダヴィド

人物

EDM先駆者の一人として知られている[3]

パリで育ち、父親のピエールはモロッコユダヤ人社会学者[4][5][6]。母親のモニークはベルギー系である[7]。ゲッタは父親を通じて、著名なフランスのジャーナリストであるベルナール・ゲッタ英語版およびフランスイタリア系の女優ナタリー・ゲッタフランス語版の異母弟である[8]

来歴

彼が13歳の時、フリーラジオで流れていたダンス放送「Los DJ´s」にインスピレーションを受けて、最初の自作ミックスを作成[9][10]。17歳の時にディスコ「Board」の専属DJとして契約[11]。 

1990年にディスコ「Cabaret」が「Club Folies Pigalle」としてリニューアルした際に専属のDJになったが、当時のパリにはClub Folies PigalleとBoyの2つしかハウス・ミュージックを提供しておらず、彼は多くのディスコにハウスミュージックを教えてきた。その前は「Radio Nova」や様々なパリのクラブ(Le Palace・Les Bains・Le Centrale・Le Rexなど)の顔として活躍。 

1992年にディスコ「Queen」のアーティスティック・ディレクターとなり、2年務めた間に国際的に活躍するDJたち("Little Louie" Vega, Roger Sanchez, David Morales, Erick Morillo, DJ Pierre等 )を招待した。

その後1994年には「バタクラン」に移籍。毎週木・金・土曜は2500人以上のファンがクラブに詰め掛けていた。

1995年に「Le Palace」のディレクターに、1997年には「Les Bains Douches」(レ・バン・ ドゥーシュ)で最初のパーティ「Scream」を手がけた。

2001年に自身の「Love, Don't Let Me Go」ツアーを開始。

2002年には50以上のクラブでミキシングするほど人気が出、同年発表したアルバムはフランス国内で最も電波放送された[11]

2003年にはゴールド・ディスクを受賞。フランス国外でも活躍の場を得る[11]

アルバム「One Love」では、彼の友人たち(ケリー・ローランド、クリス・ウィリス(Chris Willis)、ファーギーLMFAOエイコンキッド・カディニーヨ)らをフィーチャー。アメリカでトップ5入りし、イギリスではアルバム中の3曲が1位を獲得[11]

同年発表された第三者機関であるDJ Magazine誌には、その年一番のアルバムセールスを記録したとあり、その数720万枚とDJとしては最高。DJ MagazineによるDJ Mag Top 100において2009年に3位となった[12]

現在は、ハウス・ミュージックに限らずポップ・ミュージックやヒップホップも手がけ、リアーナカイリー・ミノーグマドンナらと共演している。

ディスコグラフィ

アルバム

  • Just a Little More Love (2002年6月10日, Virgin)
  • Guetta Blaster (2004年9月13日, Virgin)
  • Pop Life (2007年6月18日)
  • One Love (2009年8月21日) (日本では 「One More Love」名義で発売された。)
  • 『ナッシング・バット・ザ・ビート』 - Nothing But the Beat (2011年8月30日, Virgin)
  • Listen (2014年11月21日)
  • 7 (2018年9月14日)

ツアー

2010年10月には南米チリでCreamfieldsコンサートでパフォーマンスをしている。[16]

メディア出演

テレビ出演

初のテレビ出演は、1991年1月8日フランス3チャンネルの「La Classe」。

映画出演

2010年8月にクランクアップした映画「ステップ・アップ3[1] にDJ役として出演し、フロー・ライダーをフィーチャーしたオフィシャル・ミュージック・ヴィデオ「Club Can't Handle Me - Flo Rida ft. David Guetta - Step Up 3D」が発表された。 

ゲーム出演

2022年2月にRobloxでデヴィッド・ゲッタのDJパーティが登場。日本時間 2月5日午前9時に開催予定。

また、限定のアクセサリーが5個発売された。

脚注

  1. ^ David Guetta confirms new alias Jack Back, releases extensive tech house mixtape - Dancing Astronaut : Dancing Astronaut”. web.archive.org (2018年9月8日). 2025年2月5日閲覧。
  2. ^ David Guetta at Stade de France”. Stade de France. 2025年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月2日閲覧。
  3. ^ David Guetta's Journey from Parisian DJ to EDM Legend – Royalty Exchange”. royaltyexchange.com. 2025年2月5日閲覧。
  4. ^ Mon moteur, c'est la musique et le plaisir”. web.archive.org (2010年2月6日). 2025年2月5日閲覧。
  5. ^ David Guetta ook dit jaar op Tomorrowland - Muzieknieuws - Muziek - KnackFocus.be”. web.archive.org (2014年4月11日). 2025年2月5日閲覧。
  6. ^ Sterrennieuws. “Super DJ David Guetta gaf exclusieve show op Legendz in Luik” (オランダ語). Sterrennieuws. 2025年2月5日閲覧。
  7. ^ Tomorrowland heeft een headliner te pakken (video) | Clint”. web.archive.org (2012年3月30日). 2025年2月5日閲覧。
  8. ^ Il nostro incontro in Francia - Radio Deejay e Deejay Tv”. archive.md (2012年7月24日). 2025年2月5日閲覧。
  9. ^ Order cialis online | get cialis online - #1 Canadian PHARMACY”. web.archive.org (2012年3月17日). 2025年2月5日閲覧。
  10. ^ David Guetta Songs, Albums, Reviews, Bio & Mor...” (英語). AllMusic. 2025年2月5日閲覧。
  11. ^ a b c d フランスが誇るカリスマDJ David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)のおすすめ曲”. block.fm (2018年5月7日). 2025年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月2日閲覧。
  12. ^ Top 100 DJs”. DJ Mag. 2009年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月2日閲覧。
  13. ^ UEFA EURO 2016公式テーマソング「ディス・ワンズ・フォー・ユー!」の24バージョンにも及ぶミュージックビデオ公開!”. Warner Music Japan/ (2016年6月23日). 2021年3月2日閲覧。
  14. ^ David Guetta & OneRepublic drop summer hit ‘I Don't Wanna Wait’”. We Rave You (2024年4月5日). 2025年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月22日閲覧。
  15. ^ 新アルバム“アーティフィシャル・パラダイス” リリース決定! 映画&アニメタイアップ楽曲を含む全15+3曲入り! - ワンリパブリック”. ユニバーサル ミュージックジャパン (2024年6月7日). 2024年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月22日閲覧。
  16. ^ Clementinaのディアリオ

日本の総合格闘技団体、RIZIN所属のギャビガルシア選手の入場曲。

外部リンク


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