DTMソフトのバーチャルアイドル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:22 UTC 版)
「バーチャルアイドル」の記事における「DTMソフトのバーチャルアイドル」の解説
DTMソフトウェアから生まれたバーチャルアイドルとして、「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の第1弾として2007年8月31日に登場した『初音ミク』がある。このDTMソフトウェアは、声優の藤田咲の音声データーベースを元に、使用者が歌詞とパラメーターとしてのMIDI楽曲データを指定し、これをDTMソフトが解析してキャラクター初音ミクが「歌を歌う」というもので、DTMソフトとしては異例の販売数となった。 ニコニコ動画のような動画投稿サイトで、DTMソフトウェアとして初音ミクを用いた、またバーチャルアイドルとしての初音ミクを描いた動画が大量に投稿され、その人気は新聞やテレビ番組などのメディアで特集が組まれたり、社会現象として経済界などからも注目を集めた。また、歌手として市販ソフトのイメージソングを単独で歌い、実在の音楽家と協業し、スクリーン上のアニメーションや3Dホログラフィによるライブを国内のみならず海外でもたびたび展開して、世界規模で話題を呼んだ。
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