DTCの読み取りと消去
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 03:23 UTC 版)
「オン・ボード・ダイアグノーシス」の記事における「DTCの読み取りと消去」の解説
DLCには常時自動車側のバッテリー電圧がかかっているので、スキャンツールを接続すると自動的に電源がオンになる。ECUがDTCを記憶している場合はDTCがディスプレイに表示される。Pコードの場合は、フリーズ・フレーム・データも確認する。表示されたDTCにしたがって、ワイヤーハーネスやカプラーの修理が終わったら、ECUが記憶しているDTCの消去を行う。その上で再びエンジンを始動し、必要に応じて試運転を行い、前回DTCが記憶された運転状態を再現する。もし再び同じDTCが記憶されるのなら、先ほどの修理作業が不完全ということになる。別のDTCが記憶されるのなら、それにしたがって修理作業を行う。そしてDTCの消去を行い、試運転を行い、DTCが記憶されないなら、整備作業は完了、ということになる。
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