CharEnumerator.MoveNext メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CharEnumerator.MoveNext メソッド

現在の CharEnumerator オブジェクトの内部インデックスを、列挙された文字列の次の文字にインクリメントします。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function MoveNext As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As CharEnumerator
Dim returnValue As Boolean

returnValue = instance.MoveNext

C#

public bool MoveNext ()

C++

public:
virtual bool MoveNext () sealed

J#

public final boolean MoveNext ()

JScript

public final function MoveNext () : boolean

戻り値
インデックスが正しくインクリメントされ、列挙された文字列内を参照している場合は true。それ以外の場合は false。

解説

CharEnumerator クラスは、列挙された文字列に対する内部インデックスを維持し、MoveNext メソッドはインデックスを 1 ずつインクリメントします。GetEnumerator または Reset を呼び出した後は、MoveNext を呼び出して現在の文字位置を列挙された文字列の先頭文字にインクリメントしてください。現在の文字位置が有効であることを確認するには、戻り値が true であることをチェックします。

インデックスが列挙された文字列の末尾の文字を既に越えている場合は、インデックスはそのまま変わらず、false が返されます。

列挙された文字列が空 ("") の場合は、CharEnumerator の状態は常に無効であることに注意してください。これは、CharEnumerator の内部インデックスが最初は列挙された文字列の先頭文字の前に論理的に設定されていて、無効なためです。MoveNext は、列挙された文字列の末尾文字の後の存在しない文字にインデックスを設定します。この場合も同様にインデックスは無効です。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
CharEnumerator クラス
CharEnumerator メンバ
System 名前空間