ラケナリア・アロイデス
●南アフリカのケープ地方に広く分布しています。海岸沿いの岩礫地に生え、高さは２０～３０センチになります。交雑種も多く、さまざまな多様化が進んでいます。葉は披針形で、ふつうはえび茶色の小さな斑が入ります。冬から早春にかけて、花茎を伸ばして総状花序をつけ、オレンジ色の筒状花を咲かせます。花被の先端と基部は赤色です。
●ユリ科ラケナリア属の多年草で、学名は Lachenalia aloides。英名は Cape cowslip。
ラケナリア・ウィリディフローラ
●南アフリカのケープ地方が原産です。花崗岩の露頭の上にできた低地に生え、高さは８～２０センチになります。葉は披針形で、淡い緑色の地に褐色の斑があります。５月から７月ごろ、青緑色の筒状花を咲かせます。
●ユリ科ラケナリア属の多年草で、学名は Lachenalia viridiflora。英名は Cape cowslip。
ラケナリア・クアドリコロル
●南アフリカのケープ地方が原産です。アロイデス種の変種で平地に生え、高さは１５センチほどになります。鱗茎があり、広線形の２～３個の根生葉を伸ばします。３月から５月ごろ、花茎を出して総状花序をつけ、赤色から黄色、緑色それに赤紫色と変化する筒状花を咲かせます。
●ユリ科ラケナリア属の多年草で、学名は Lachenalia aloides var.quadricolor。英名は Cape cowslip。
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