CYBER STATION
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 21:09 UTC 版)
「鉄道情報システム」の記事における「CYBER STATION」の解説
CYBER STATION(サイバーステーション)とはJRシステムが運営するインターネットサービスプロバイダ事業である。前身はパソコン通信の「PC-STN」。 CYBER STATIONスタート当初、「CYBER EXPRESS」(サイバー・エクスプレス)と呼ばれる専用ソフトウェアを用いたパソコン通信時代のサービス色が濃く、インターネット接続・閲覧は付属サービス的であった。また、ウェブブラウザは使えるが、電子メールクライアントは使えない(インターネット経由のメールはCYBER EXPRESSで読み出さなければならなかった)、ユーザー独自のウェブサイト(ホームページ)スペースがない代わりに、メンバーズスクウェアというウェブページをアップロードして公開する掲示板的サービスがあるなど、特殊色も強かった。 2020年現在では、専用ソフトウェアは不要になり、独自メールアドレスが利用できるようになり、一般的な電子メールクライアントが使えるようになり、ユーザー独自のウェブサイトスペースも使えるようになるなど、一般的なインターネットサービスが標準となっている。 指定席予約状況などが無料で確認できるJR CYBER STATION(ジェイアール・サイバーステーション)があるが、これはCYBER STATION紹介への役割もあった。 ユーザーのメールアドレスが「hogehoge@cyberstation.ne.jp」ではなく「hogehoge@hoge.jrnet.ne.jp」となっているのは、JRシステムがマルスの基幹通信ネットワーク(JR-NET)を運用しているためである。また、.jrnet.ne.jpの前のhoge(メールサーバ名)は東海道新幹線・山陽新幹線の列車名に由来するスリーレター(kdm、hkr、nzm、max)を用いている。また、「hogehoge@sl-d51.jp」や「hogehoge@jrjr.jp」も使用できる。
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「CYBER STATION」の例文・使い方・用例・文例
- それは「SmaSTATION!!」というテレビ番組から生まれた。
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