CSGとは? わかりやすく解説

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CSG (CSG)

 Cemented Sand and Gravel の略。河床砂礫掘削ズリなど、ダムサイト近く容易に入手できる岩石質材料に、セメント添加し簡易な練り混ぜにより製造されるセメント系固化材コンクリート比べて強度小さいが、条件整え経済性環境保全などの面で優れているといわれています。ダム現場におけるCSGとしては、1992年長島ダムの上流仮締切堤施工されており、以降、ダムの現場で施工事例増加してきています。
 ダム本体については、材料特性から、堤体の上流面も下流面も同様の勾配持った断面台形新たな構造形式提案され、台形CSGダムと呼ばれてます。億首ダムが最初設計事例で、2002年6月には河川管理施設等構造令にない新形式ダムとして、国土交通大臣から特別に認定受けましたまた、正式なダムではありませんが、大保ダムの沢処理堤は構造上台形CSGダムで、完成してます。台形CSGダムは国産新技術として、今後普及期待されています。(→日本のダム:CSG


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