CS-ACELP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/27 06:26 UTC 版)
「Algebraic Code Excited Linear Prediction」の記事における「CS-ACELP」の解説
ACELP を応用したアルゴリズムの代表的なものとして、ITU-T G.729(8kbps)で使用されている CS-ACELP(conjugate structure - ACELP、共役構造ACELP)がある。 一般に、共役構造とはコードブックを以下のように2つのコードブックの線形結合で表すものでベクトル量子化のために使用され、最初は CELP の応用である CS-CELP で使用された。ここで ci , cj はそれぞれコードブックを、α は係数を表す。 この方法は2ステージのベクトル量子化によく似た方法で、単純なベクトル量子化と比べビット誤りに強くなり、コードブックのために必要なメモリが減り、計算の複雑さを減らす効果がある。 CS-ACELP は ACELP に共役構造のコードブックを組み合わせたものである。ITU-T G.729 では2つのコードブックの単純な和の形で表されている。
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