CH 3 OH

大車林

メタノール

英語 methanol； CH3OH

メチルアルコールの別名。現在は、おもに石炭や天然ガスから製造されるが、バイオマスからつくることも可能。将来的には、水素輸送媒体としても可能性が論じられている。メタノールとガソリンの混合物を燃料とするメタノール自動車や、純粋なメタノールを燃料とするメタノール改質型燃料電池車の開発も進んでいる。

参照 水素輸送媒体、メタノール改質型燃料電池車、メタノール自動車

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

分子構造リファレンス

物質名

メタノール

化学式

CH₃OH

融点（℃）

-97.8

沸点（℃）

64.7

特徴

無色透明な液体。引火性、揮発性、吸湿性がある。代表的なアルコールであり、接着剤や塗料、合成樹脂、合成繊維、などに幅広く用いられている、が、きわめて有毒。人体へも吸収されやすく、失明や呼吸不全といった重大な疾患を引き起こしやすい。

» 「分子構造リファレンス」の項目一覧はこちら