CD不況と音楽業界の低迷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 01:19 UTC 版)
「ポピュラー音楽」の記事における「CD不況と音楽業界の低迷」の解説
1999年に242億USドルだった世界の音楽売り上げは減少を続け、2013年には150億USドルまで落ち込み、最盛期の2/3を切っている。ダウンロード販売の割合は年々増えており、2014年にはCDとダウンロード販売のシェアが逆転した。2018年には、世界最大の家電量販店であるアメリカの「ベスト・バイ」が店舗での音楽CDの販売を終了する方針であることが明らかになった。「アルバムを作って売って活動する」というスタイルは終焉を迎えつつあり、音楽業界は「ネット販売やネット配信、YouTubeの露出で知名度を上げて、ライブに来てもらう客の数を増やす」という形式に大きく変化してきている。業界全体の売上の低迷は、ほぼそのまま音楽アーティストの活動に影響するため、今後の状況の変化は無視することができない。
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