CAM黎明期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 15:51 UTC 版)
1956年にマサチューセッツ工科大学にてAPT(アプト)(英語版)と呼ばれるNCプログラム言語が開発された。日本では1972年に純国産のNCプログラム言語が開発された(後にLanc(ランク)と命名)。また、APT言語から派生したFAPT言語やHAPT言語、MINIAPT言語も実用化されている。総称して自動プログラミング装置(自動プロ)と呼ばれていた。これらは、言語専用の命令を記述したプログラムを工作機械用のNCデータに変換する、コンパイラとして実装されていた。以降のCAMとの最大の違いは言語ベースのためにWYSIWYGではないことである。2008年現在でも、APT言語は、いくつかの海外製CAMのCL(カッターロケーション)ファイルとして使用されている。一方、Lanc言語もCAM同様のインターフェースを纏って使用され続けている。
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