Black&White_(ASKAのアルバム)とは? わかりやすく解説

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Black&White (ASKAのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 06:43 UTC 版)

ASKA > Black&White
『Black&White』
ASKAスタジオ・アルバム
リリース
録音 Burnish Stone Studio 東ヶ丘
VoltaStudio -Recording-
Sound City 世田谷 Studio
Planear 笹塚 Studio
ジャンル POP
時間
レーベル DADAレーベル
プロデュース ASKA
チャート最高順位
ASKA アルバム 年表
Too many people
(2017年)
Black&White
(2017年)
We are the Fellows
2018年
EANコード
EAN 4571350361531
ASKA シングル 年表
歌の中には不自由がない
2012年
塗りつぶして行け!

Fellows
(2017年)
一度きりの笑顔
2018年
『Black&White』収録のシングル
  1. 「塗りつぶして行け!」
    リリース: 2017年9月13日(配信限定)
  2. 「Fellows」
    リリース: 2017年9月13日(配信限定)
  3. 一度きりの笑顔[4]
    リリース: 2018年1月1日(配信限定)
  4. 黄昏を待たずに[5]
    リリース: 2018年2月12日(配信限定)
ミュージックビデオ
「Black&White(メイキング映像)」 - YouTube
「London 〜38 east end road」 - YouTube
「今がいちばんいい」 - YouTube
「夢でいてくれるでしょう」 - YouTube
「Fellows」 - YouTube
「一度きりの笑顔」 - YouTube
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Black&White』(ブラック・アンド・ホワイト)は、ASKAの9枚目のオリジナル・アルバムで、本作の2曲目の楽曲である。2017年10月25日に発売。発売元はDADAレーベル

背景・リリース

前作『Too many people』の発売から約8ヶ月の期間を置いて発表された、今年2枚目となるスタジオ・アルバム。2017年9月13日に本作より先行で、「塗りつぶして行け!」「Fellows」「Fellows (Instrumental)」が配信された[6]

同年8月3日から10月4日まで、特典CDが付く先行予約がネットショップやCDショップで行われ、先行予約者には外付特典で「今僕が、この歌をあなたに贈るなら」というコンセプトの第一弾として、セルフカバーしたCHAGE and ASKA1986年発売のシングル楽曲「黄昏を待たずに」が収録されたCDが付く[6]

プロモーション

店頭用のポスターは、レンチキュラーの技術を使った、左・正面・右で動きが違うという、3面の立体ポスターになるという[7]

チャート成績

2017年11月6日付のオリコンチャートで初週1.5万枚を売り上げて、初登場6位を記録した[8]

収録曲

全作詞・作曲: ASKA。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲 時間
1. 塗りつぶして行け! ASKA ASKA ASKA
2. Black&White ASKA ASKA ASKA、鈴川真樹
3. Loneliness ASKA ASKA ASKA、鈴川真樹
4. London 〜38 east end road ASKA ASKA ASKA
5. 君と春が来る ASKA ASKA ASKAの音楽を愛する仲間
6. 誰がために鐘は鳴る ASKA ASKA ASKA、鈴川真樹
7. オレンジの海 ASKA ASKA ASKA、鈴川真樹
8. 今がいちばんいい ASKA ASKA 旭純
9. 風景が僕をためしている ASKA ASKA ASKA
10. 石の風が吹く道 ASKA ASKA 澤近泰輔
11. 夢でいてくれるでしょう ASKA ASKA 旭純
12. 僕であるために ASKA ASKA 澤近泰輔
13. Fellows ASKA ASKA 鈴川真樹
合計時間:
先行予約特典CD
全作詞・作曲: ASKA。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 黄昏を待たずに ASKA ASKA
合計時間:

楽曲解説

  1. 塗りつぶして行け!
    本作の収録曲の中で、疾走感を放つ曲[9]。「オレンジの海」同様に2017年7月26日に自身のブログ内で制作途中のこの楽曲の一部分をYouTubeに投稿した[10]
    同年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』に第1弾のゲストとして出演した際、亀田興毅らをインタビュアーに逆指名してインタビューを受けた。また、同じ放送回にこの楽曲を披露した[11]
  2. Black&White
    アルバムタイトル楽曲。
  3. Loneliness
    歌詞が完成していない頃に、仮歌で「ロンリネス」と歌ったら、響きが良かったため、仮歌で歌った「Loneliness」をそのまま曲のタイトルと歌詞のテーマにしたという[12]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  4. London 〜38 east end road
    「雨の降るロンドンの街の情景」を歌った作品であり「自分で作っておいて、胸がじんと熱くなる」ような楽曲だという[13]
  5. 君と春が来る
    「皆さんに喜んでもらえる様な曲」になっているという[14]
  6. 誰がために鐘は鳴る
    「アルバムの肝になるであろうバラード」だという[15]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  7. オレンジの海
    「昭和30年代の景色を、今、仕事に追われている人々がふと思い出している情景を歌った曲」となっている[16]。2017年7月21日の自身のブログ内でYouTubeに制作途中のこの楽曲のさわり部分を投稿したところ、YouTubeの急上昇ランキングで1位を獲得[17]。この獲得によってASKAは翌日の22日に前作のアルバムの楽曲「通り雨」のミュージック・ビデオを公開した[18]
  8. 今がいちばんいい
    今までのASKAには無かったような、ポップスの曲になっており、ASKAは「きっと気に入ってもらえる作品だ」とコメントしている[19]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  9. 風景が僕をためしている
    「テンポ感のあるバラード」となっている[20]
  10. 石の風が吹く道
    当初は「漂流者」という題名で制作していたが、サウンドを作っている過程で、ASKAが歌詞に疑問を感じたため、歌詞をサウンドに合う様書き替え、当初の世界観とは全く別の物になったという[21]
  11. 夢でいてくれるでしょう
  12. 僕であるために
  13. Fellows
    ASKAがこの楽曲のカラオケバージョン(一番の部分のみ)をYouTubeに「君が、作詞作曲してみな!」というタイトルをつけて音源を公開した。ASKAは、この音源に歌詞、メロディ、タイトルを付けた作品を募っており、自身のブログでは「君のタイトルは何? メロディは、どうつける? 歌詞もメロディも無限です。ここで君の作品となったこの楽曲に、君の歌として公開してみてください。楽しみです」とコメントしている[22]
    ASKAが2017年10月に立ち上げるオフィシャルサイト名と同じタイトルである[23]
    演奏終了後、しばらくの無音部分を挟み、隠しトラック「一度きりの笑顔」が収録されている。

先行予約特典CD

  1. 黄昏を待たずに
    セルフカバー企画「今僕が、この歌をあなたに贈るなら」というコンセプトの第一弾となる作品。
    2018年2月12日に配信シングルとして、シングルカットされている。

クレジット

制作関係者

  • Manipulator:藤山祥太
  • Sound director:鈴川真樹
  • Music engineer:三浦健介、石塚良一
  • Mastering engineer:元山龍王
  • Photo & Graphic designer:西本和民
  • Stylist:東野邦子 (NEUTRAL)
  • Hair&Make:咲川倫子
  • Special Thanks:わかりあっている仲間たち

参加ミュージシャン

塗りつぶして行け!

  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Chorus:藤山祥太
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

Black&White

  • Drum:江口信夫
  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

Loneliness

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • E.Guitar:鈴川真樹
  • A.Guitar:狩野良昭
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

London ~38 east end road

  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

君と春が来る

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:ASKAの音楽を愛する仲間

誰がために鐘は鳴る

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

オレンジの海

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

今がいちばんいい

  • Guitar:是永巧一
  • Chorus:Fellows
  • Synthesizer&Programming:旭純

風景が僕をためしている

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • E.Guitar:鈴川真樹
  • A.Guitar:狩野良昭
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

石の風が吹く道

  • Guitar:古川昌義
  • Synthesizer&Programming:澤近泰輔

夢でいてくれるでしょう

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:旭純

僕であるために

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:澤近泰輔

Fellows

  • Drum:江口信夫
  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

映像作品

『Black&White Music Video』
ASKAミュージック・ビデオ
リリース
ジャンル POP
時間
レーベル DADAレーベル
ASKA 映像作品 年表
Too many people Music Video + いろいろ
(2017年)
Black&White Music Video
(2018年)
ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-
2019年
EANコード
EAN 4571350361678(Blu-ray盤)
EAN 4571350361661(DVD盤)
作品紹介動画
「Black&White MV集 ダイジェスト版」 - YouTube
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Black&White Music Video』(ブラック・アンド・ホワイト ミュージック・ビデオ)が、2018年7月25日に発売。発売元はDADAレーベル。

解説

MV6曲と共に、日々の日常で感じたことをASKA自身が語っている映像や、メーキング映像が収録されている。

収録映像

  1. Fellows
    スタジオで赤のギターを持って熱唱する姿が収録されている。撮影日は2018年5月17日であり、赤のギターは、前日16日にFender社を訪問した際に還暦を記念して入手したものである[24]
  2. 今がいちばんいい
  3. 「日常_1」
  4. 「日常_2」
  5. 夢でいてくれるでしょう
  6. London〜38 east end road
  7. 「日常_3」
  8. 「日常_4」
  9. Making
  10. Black&White
    仲間との撮影の一日で構成されている[25]
  11. 一度きりの笑顔
    2017年12月25日にYouTubeで公開されたMVとは別に、新たに撮り直されたものである。
  12. End roll

脚注

出典

  1. ^ Black&White オリコン 2017年11月1日閲覧
  2. ^ 【ビルボード】東方神起の復帰作が総合アルバム首位 ダウンロード1位はハイスタ Billboard JAPAN 2017年11月1日閲覧
  3. ^ Billboard Japan Top Albums Sales 2017年11月1日付 Billboard JAPAN 2022年3月19日閲覧
  4. ^ 隠しトラックのため、曲順には記載されていない。
  5. ^ ASKAがセルフカバーしたものであり、特典CDの収録曲である。
  6. ^ a b aska_burnishstone (2017年8月1日). “ご報告です。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  7. ^ aska_burnishstone (2017年8月31日). “撮影、無事終わりました。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  8. ^ オリコン2017年11月6日付 アルバムランキング オリコン ウェブ魚拓使用 2017年11月1日閲覧
  9. ^ aska_burnishstone (2017年9月12日). “ぐわぁーーーあっ!!(背伸び) 追記あり”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  10. ^ aska_burnishstone (2017年7月26日). “塗りつぶして行け”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  11. ^ ASKAぶち上げた!来年「毎月楽曲を世の中に」 - 音楽 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年6月7日閲覧。
  12. ^ aska_burnishstone (2017年8月8日). “昨日は、たっのしかったなぁ。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  13. ^ aska_burnishstone (2017年7月5日). “ちょっと、休憩中。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  14. ^ aska_burnishstone (2017年7月14日). “仮歌終了。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  15. ^ aska_burnishstone (2017年9月9日). “歌入れ中。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  16. ^ aska_burnishstone (2017年7月20日). “ふぉふぁよ〜。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  17. ^ aska_burnishstone (2017年7月21日). “オレンジの海”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  18. ^ aska_burnishstone (2017年7月22日). “通り雨”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  19. ^ aska_burnishstone (2017年9月8日). “あと、ふたつだ。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  20. ^ aska_burnishstone (2017年9月5日). “1曲、仕上がった。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  21. ^ aska_burnishstone (2017年9月12日). “書き直し。全取っ替えをいたしました。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  22. ^ Inc, Natasha. “ASKA、YouTubeで呼びかけ「君が、作詞作曲してみな!」(動画あり)”. 音楽ナタリー. 2024年6月7日閲覧。
  23. ^ aska_burnishstone (2017年7月19日). “Tug of C&A会員番号”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  24. ^ 「Black&White」MV集撮影|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」”. ASKA Official Web Site 「Fellows」 (2018年5月18日). 2024年6月7日閲覧。
  25. ^ MV集 + 日常|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」”. ASKA Official Web Site 「Fellows」 (2018年6月13日). 2024年6月7日閲覧。

外部リンク




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