BindIPEndPoint デリゲート

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

BindIPEndPoint デリゲート

メモ : このデリゲートは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ServicePoint のローカル インターネット プロトコル アドレスとポート番号を指定するメソッドを表します。

名前空間: System.Net
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Delegate Function
 BindIPEndPoint ( _
    servicePoint As ServicePoint, _
    remoteEndPoint As IPEndPoint, _
    retryCount As Integer _
) As IPEndPoint

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New BindIPEndPoint(AddressOf
 HandlerMethod)

C#

public delegate IPEndPoint BindIPEndPoint (
    ServicePoint servicePoint,
    IPEndPoint remoteEndPoint,
    int retryCount
)

C++

public delegate IPEndPoint^ BindIPEndPoint (
    ServicePoint^ servicePoint, 
    IPEndPoint^ remoteEndPoint, 
    int retryCount
)

J#

/** @delegate */
public delegate IPEndPoint BindIPEndPoint (
    ServicePoint servicePoint, 
    IPEndPoint remoteEndPoint, 
    int retryCount
)

JScript

JScript では、デリゲートは使用できますが、新規に宣言することはできません。

パラメータ

servicePoint

作成される接続に関連付けられる ServicePoint。

remoteEndPoint

リモート ホストを指定するリモート IPEndPoint。

retryCount

指定された接続に対してこのデリゲートが呼び出された回数。

戻り値
ServicePoint のバインド先のローカル IPEndPoint。

解説

デリゲートを引数として指定して ServicePoint.BindIPEndPointDelegate プロパティを設定し、ServicePoint によって BindIPEndPoint デリゲートが使用されることを指定します。このデリゲートで、返される IPEndPoint のローカル IP アドレスとポート番号を指定する必要があります。

MaxValue の試行後、.NET Framework が返された IPEndPoint を ServicePoint にバインドできない場合は、OverflowException がスローされます。

デリゲートで接続バインディングのサービス ポイントを制御する場合、デリゲートは null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返す必要があります。接続を中止する場合には、デリゲートは例外をスローする必要があります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
System.Net 名前空間