ブイグテレコムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ブイグテレコムの意味・解説 

ブイグテレコム

(Bボックス・ブイグテレコム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 22:09 UTC 版)

ブイグテレコム
Bouygues Telecom
種類 S.A.
本社所在地 フランス
イル=ド=フランス地域圏
オー=ド=セーヌ県ムードン・ラ・フォレー
設立 1994年10月4日
業種 情報・通信業
事業内容 携帯電話ISP事業
主要株主 ブイグ 90.53%
ジェーシードゥコー 9.47%
外部リンク Bouygues Telecom
テンプレートを表示

ブイグテレコム (Bouygues Telecom) は、フランス電気通信事業者。フランスの大手建設・メディアグループであるブイグ傘下の一社である。

概要

1994年にフランステレコム(現・Orange)、SFRに次ぎフランスで3番目となる携帯電話事業者として設立。1996年よりサービスを開始した。

2002年にはNTTドコモと提携を結び、iモードサービスの提供を開始したが、フランス国内における市場シェアは2006年末時点で約14%にとどまっており、業界3位の座から抜け出せていない[1]

2008年10月には「Bbox」のブランド名で、主にADSLを中心としたインターネットサービスプロバイダサービスを開始した[2]。「Bbox」は同サービスで使用されるセットトップボックスの名称でもあり、同社ではADSLによるネット接続・IP電話・映像ストリーミングのトリプルプレイサービスの提供を売り文句としている。

2005年から2010年にかけて、自転車ロードレースUCIプロツアーに参戦するチーム「Bbox ブイグテレコム」(現ディレクト・エネルジー)のスポンサーであった。同チームには2009年から新城幸也が所属していた[3]

携帯電話市場の競争激化に伴い、買収対象としてしばしば名前が上がる。2015年にはSFRの親会社であるアルティスが、約100億ユーロで同社を買収する提案を行ったが、親会社のブイグはこれを拒否[4]。2016年1月には今度はOrangeが同社を買収しようと交渉に入ったが[5]、同年4月に破談に終わった[6]

不祥事

2012年10月、誤って1京1,721兆ユーロ(当時の為替レートで約117京円)の利用料金請求書を利用者に送付し、問い合わせを受けたコールセンターも当初ミスを認めなかった[7]

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブイグテレコム」の関連用語

ブイグテレコムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブイグテレコムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブイグテレコム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS