Artiopoda類・メガケイラ類・フーシェンフイア類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:31 UTC 版)
「パリオスコーピオ」の記事における「Artiopoda類・メガケイラ類・フーシェンフイア類」の解説
パリオスコーピオの鎌状の付属肢は後大脳性/第2体節由来だった場合、後大脳性付属肢が強大化した所はフーシェンフイア類のSPAとごく一部のArtiopoda類(ケロニエロン類、Kodymirus)の第2付属肢に似ている。それに踏まえて、もしパリオスコーピオの頭部は本当に3節のみを含めば、頭部の体節数までフーシェンフイア類に似た可能性もある(ただしフーシェンフイア類の頭部構成に関しては、前述の対応関係に疑問をかける異説もいくつかある。詳細はフーシェンフイア類#頭部付属肢と体節の対応関係を参照)。一方、パリオスコーピオの鎌状の付属肢は中大脳性/第1体節由来だった場合、中大脳性付属肢が強大化した所はメガケイラ類の大付属肢に似ている。ただし、パリオスコーピオの頭部は多肢節型の触角や(Artiopoda類とメガケイラ類がもつ)複数対の歩脚型付属肢はなく、胴肢もこれらの群の二叉型付属肢との類似性が低く、胴肢と背板もお互いに対応でフーシェンフイア類のような非対応性がない。
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